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アストロズ、23歳右腕が薬物違反で80試合出場停止 TJ手術からの復帰目指すも…

2019/03/13

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今年に入りメジャーでは2人目

 ヒューストン・アストロズの右腕フランシス・マーテス投手が、薬物防止及び治療プログラム規定違反により80試合の出場停止処分を受けた。米スポーツ専門サイト『ESPN』が12日(日本時間13日)、伝えている。

 マーテスはドミニカ共和国出身の23歳で、2017年にアストロズでメジャーデビューを果たし、その年に主にリリーフとして32試合に登板して5勝2敗2ホールド、防御率5.80をマーク。しかし昨季は8月に右肘側副靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、マイナーリーグで5試合の登板にとどまっていた。

 同サイトによると、マーテスは薬物検査でエストロゲン受容体調節薬の1つであるクロミフェンに陽性反応が出た。クロミフェンはエストロゲンの働きを抑え女性の排卵誘発剤としてよく使用される一方で、男性ホルモンの一種であるテストステロン(ステロイドホルモン)の生産を促す役割も持っているため、世界アンチ・ドーピング機関のリストにも記載されている。

 アストロズはマーテスの処分について「フランシスコがこの経験から学び、彼がキャリアを得るために戻ってくることを望んでいる」と声明を発表。まだ若く経験の浅い選手に対して、反省を促しながら今後への期待も示した。

 今年に入ってからマイナーリーグの薬物プログラムで処分が下された選手は9人いるが、メジャーリーグの薬物プログラムでの処分は、カンザスシティ・ロイヤルズのエリック・スコグランド投手以来2人目となった。