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怪我から復帰目指す”最強左腕”カーショウ、ブルペン入り! 20球投じ「とても良い感触だった」

2019/03/12

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 ロサンゼルス・ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショウ投手が11日(日本時間12日)、ブルペン入り。先月下旬には左肩炎症の影響でブルペン投球を中断したが、この日は20球を投げて順調な調整ぶりを見せた。同日、『MLB.com』が伝えた。
 
 カーショウは2011年には21勝を挙げたほか、通算11年間で3度のサイ・ヤング賞を受賞した先発左腕。MLB最強の左腕投手と称されるが、昨季は腰痛・上腕二頭筋の腱炎の影響から9勝5敗に留まっていた。今年のスプリング・トレーニングでは左肩の炎症を発症し、再びスローペースな調整。3月25日(日本時間26日)のブルペン投球は痛みを訴えて中断していた。
 
 カーショウはこの日の投球練習を振り返り、「とても良い感触だった」とし、現時点での最高の出来だったと強調した。また、リック・ハニーカット投手コーチは、約80%の力配分で20球を投じたカーショウについて、「素晴らしかった」とコメント。また、「今日の内容はとてもよかった。追い込みすぎず、最適な力配分で投げられていたから、復帰に向け素晴らしい第一歩となったと思う」とした。
 
 昨季まで8年連続で務めた開幕投手について、今季は回避する方向で進めているカーショウ。元気な姿を見せ、再び打者を制圧する光景を見られるのはいつだろうか。悲願のワールドシリーズ制覇にこの男の復活は必須条件だ。

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