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”三冠王”カブレラ、隠し球に成功! ベテランの機転で一塁走者をアウトに

2019/03/12

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Getty Images

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 デトロイト・タイガースは11日(日本時間12日)、オープン戦でミネソタ・ツインズと対戦。この試合に3番・一塁手で先発出場したミゲル・カブレラ内野手が”隠し球”を見せ、走者をアウトにするシーンがあった。試合は3-0でタイガースが勝利した。
 
 カブレラは今季メジャー17年目を迎えるベテランで、2012年には首位打者・本塁打王・打点王を同時獲得する”三冠王”に輝いたヒットメーカー。しかし、昨季は太もも裏と左上腕二頭筋を故障し、6月半ばからは試合出場なしだった。その後手術、リハビリを経て今年2月中旬に始まったスプリング・トレーニングでは通常メニューをこなす順調な回復ぶりを見せている。
 
 今季オープン戦でも好調を維持し、この日の試合を終えて打率.348、2本塁打、6打点、OPS1.116と上々の数字を残しているカブレラ。この日は一塁手としてベテランの味を魅せた。
 
 3回裏、0-0で迎えたツインズの攻撃は、1死から8番・遊撃手のイハイア・アドリアンザ内野手が中前安打で出塁。続く打者の打席、カウント1-1からタイガース先発のタイソン・ロス投手がけん制球を投じた。このけん制は悠々セーフとなったが、返球するふりをし他カブレラはボールを保持。その後安心したアドリアンザが一瞬ベースを離れた隙を見てタッチした。
 
 このトリックプレーで安打を”帳消し”としてもらったロスは4回を被安打1、無四球、奪三振5の快投。ここまでのオープン戦では結果が出ていなかったものの、この日は安定した内容だった。
 
 試合は5回にタイガースが3点を先制し、そのまま逃げ切る展開。3-0の勝利とし、開幕に向け充実した試合となった。”隠し球”で球場を沸かせたカブレラはこの日は3三振と結果を残せずも、ベテランの存在感を示した。

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