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復活期すダルビッシュ「今を生きてる」 OP戦初登板は2回途中2失点。制球苦しむも無安打

2019/02/27

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速球は154キロをマーク!

 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手がアリゾナ・ダイヤモンドバックスとのオープン戦に初登板し、試合後に感想を語っている。米公式サイト『MLB.com』が26日(日本時間27日)に伝えた。
 
 右上腕三頭筋や右肘などの度重なる故障から復活を目指すダルビッシュ。26日(同27日)には今季初の実戦となるダイヤモンドバックスとのオープン戦に挑んだ。
 
 この日は2回途中まで36球を投げ切り、1死一塁、二塁の場面で降板。2番手のスコット・エフロス投手が打たれ失点は付いたものの、結果は1回1/3を投げ無安打、与四球4、失点2(自責1)だった。
 
 制球に苦しみ四球こそ多かったが、安打を許さなかった。速球は最速約154キロを記録するなど好調ぶりを見せており、今季に向け順調な調整を感じさせる投球内容となっていた。
 
 同サイトによると、試合後ダルビッシュは「めちゃくちゃ興奮した。こんな登板は人生で始めて」とコメント。さらに「以前は未来に対して悩み、恐れていた。しかし現在は“今”を生きていて、それが自信に繋がり、より幸せしてくれている」とも付け加えた。昨季怪我に苦しんだ右腕だが、復活に向けての心意気も順調なようだ。
 
 またカブスのジョー・マッドン監督はダルビッシュについて「本当によく投げることができていた」とコメントしており、投球内容に満足している様子。
 
 カブスはオフに目立った補強をしておらず、先発陣も昨季メンバーとほぼ変わらない。そのためダルビッシュの復活にかける期待は大きそうだ。果たして今季は圧巻の投球を何度見ることができるだろうか。