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300奪三振男・シャーザーが今年初ブルペン! 4度目のサイ・ヤング目指し本格始動

2019/02/15

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 ワシントン・ナショナルズのエース、マックス・シャーザー投手が14日(日本時間15日)、投手・捕手のみ参加のスプリング・トレーニングで本格的に始動。昨季は300奪三振を達成した剛腕は、今季も初のブルペン入りで圧倒的な存在感を示した。公式サイト『MLB.com』が同日、伝えた。
 
 シャーザーは2013年、2016年、2017年にサイ・ヤング賞を受賞しているメジャー屈指の先発投手。昨季は33試合登板、18勝7敗、220回2/3で防御率2.53、奪三振300と抜群の成績だったが、ニューヨーク・メッツのジェイコブ・デグロム投手の前にサイ・ヤング賞争いには敗れた。キャリア11年間で338試合登板、159勝82敗、2117回2/3を投げて防御率3.22、奪三振2449と圧倒的な数字を残している。オールスター選出は6回。
 
 アリゾナ・ダイヤモンドバックスからフリーエージェント(FA)で加入したパトリック・コービン投手、ステファン・ストラスバーグ投手、ジョー・ロス投手、アニバル・サンチェス投手、ジェレミー・へリクソン投手ら、強力な先発投手のそろうナショナルズだが、今季も引っ張るのはシャーザー。そんな強い意志を感じるような、初ブルペンだった。
 
 打者や試合状況をを想定し、全力で投げ込む。思うようにコントロールできないと、声を荒らげる。最後の10分間は、同じグループで投球練習を行った投手たちに見守られながら投げ切り、エースの貫録を示した。
 
 今季34歳を迎えるシャーザーだが、「進化を続けるか、それとも死ぬか」と発言している通り、年を重ねるごとに驚異的なレベルに登り詰めている。投球に限らず、選手として高みを目指す姿勢には、デーブ・マルティネス監督も「もし自分が若い投手だったら、詳細にメモをとってシャーザーから学ぶだろう」と、若手のお手本に推すほどだ。
 
 「悪夢のようだった昨年の繰り返しをさけるため、違う方法で物事に向き合わなくてはならない」と冷静沈着に語ったシャーザー。”オッドアイ”(左右異なる色の瞳)の愛称を持つ剛腕は、自身4度目のサイ・ヤング賞を目指し、圧巻の投球を見せることになりそうだ。