データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



前田健太、今季もリリーフ転向か 復活目指す22歳ウリアスにドジャース監督「彼は多才」

2019/02/15

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , , ,



 ロサンゼルス・ドジャースは、左肩の手術から復帰を目指すフリオ・ウリアス投手に対して、復帰を急いでいないようだ。ウリアスが万全の状態で先発復帰となれば、前田健太投手が再びリリーフに回る可能性もある。米公式サイト『MLB.com』が14日(日本時間15日)、伝えている。
 
 メキシコ出身左腕のウリアスは、2012年にドジャースと契約。16年に19歳の若さでメジャーデビューした超有望株だ。メジャー1年目は、平均球速150キロ超えの速球と多彩な変化球を武器に、15試合に先発して5勝を挙げるなど、その才能の片鱗を見せつけた。
 
 しかし、翌17年は、5試合を投げて勝ち星なし。6月には左肩の手術に踏み切った。昨季は、9月にメジャー復帰を果たし、リリーフとして3試合に登板していた。
 
 同サイトによると、ウリアスは今季、ブルペン陣に加わる、もしくは3Aのどちらかで開幕を迎える見込み。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、ウリアスにイニング制限を設ける意向を示しており、球団は若き才能の復帰に慎重な姿勢を見せている。
 
 ロバーツ監督は、ウリアスに対して「彼は多才だ。そして個人としても成長した部分がある」と高く評価。指揮官の期待も大きいウリアスだが、先発投手としてメジャーのマウンドに戻るとなれば、ある問題も浮上する。
 
 ドジャース先発陣は、クレイトン・カーショウ投手、ウォーカー・ビューラー投手、リッチ・ヒル投手、柳賢振投手、前田健太投手の5人が務めると予想されている。だが、今季途中でウリアスの先発復帰が実現すれば、誰か1人がローテーションから外れることになる。
 
 そして、予想されているローテーションの中で、ここ数年最もリリーフの経験があるのが前田だ。前田は、2017年のポストシーズン、昨季のシーズン途中に一時リリーフ転向しており、その適性の高さは、首脳陣も認めるところだ。特に2017年のポストシーズンでは獅子奮迅の活躍。ワールドシリーズでは9登板で1失点と、ブルペン転向は吉と出ていた。ウリアスが先発復帰すれば、再びブルペンに回る可能性は低くないだろう。
 
 先発投手が充実しているドジャースならではの悩みだが、今季は投手陣の調整にロバーツ監督の手腕が試されることになりそうだ。