大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » ジャイアンツとFAハーパー「双方に利益」 編成本部長が大胆予想“1週間以内”に決まる?

ジャイアンツとFAハーパー「双方に利益」 編成本部長が大胆予想“1週間以内”に決まる?

2019/02/09

text By

photo

Getty Images



キャンプ前の“決着”を推奨「慣れ親しんでいるのが良い」

 サンフランシスコ・ジャイアンツの球団編成本部長ファーハン・ザイディ氏が、今オフのフリーエージェント(FA)市場にいるスター選手、ブライス・ハーパー外野手について双方が興味を思っているとの見方を示した。米公式サイト『MLB.com』が8日(日本時間9日)、伝えている。
 
 FA市場の目玉の1人であるハーパーにとって、「ジャイアンツが最もフィットする」と同サイトはこれまでも伝えてきたが、改めてその情報を裏付けるような記事が発信された。
 
 同サイトは、ジャイアンツの球団編成本部長であるザイディ氏がハーパーについて「(球団とハーパーは)明らかに双方にとって利益がある。数時間かけて話をしたが、彼は獲得を目指す各球団に対し多くの興味を持っている」とコメントしたことを伝えるとともに、「同氏がジャイアンツから正式なオファーをしたかは明言しなかったが、同選手のための財源は持っている」と、引き続き獲得の可能性が高いことを強調している。
 
 また、ザイディ氏は「彼はあらゆる面で満足した上で決定をすべきだ」と話し、「FA選手はキャンプ開始時に新しいチームで仲間とともに一緒に過ごし、慣れ親しんでいるのが良い」との見解を示した上で、「彼は今後すぐに落ち着くと思う」とスプリングトレーニング(春季キャンプ)が始まるまでの1週間以内に契約に至るのではないかとの大胆な予想をしている。
 
 2月に入ってスプリングトレーニングが間近に迫り、いよいよ開幕がもうすぐと感じる時期になってきた。同じく目玉選手であるマニー・マチャド内野手と並んで未だ契約に至っていないハーパーは、ジャイアンツのユニフォームに袖を通すことになるのだろうか。