大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » ロイヤルズ、元Dバックス守護神と契約合意 「箱」「ハンバーガー」の絵文字で話題の右腕

ロイヤルズ、元Dバックス守護神と契約合意 「箱」「ハンバーガー」の絵文字で話題の右腕

2019/02/08

text By

photo

Getty Images



 カンザスシティ・ロイヤルズは7日(日本時間8日)、アリゾナ・ダイヤモンドバックスからノンテンダーFAとなっていたブラッド・ボックスバーガー投手と1年契約で合意した。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、契約は、1年220万ドル(約2億4000万円)で合意したとみられている。
 
 30歳のボックスバーガーは、2012年にサンディエゴ・パドレスでメジャーデビュー。リリーフ投手として活躍し、2015年にはタンパベイ・レイズで最多セーブ(41セーブ)のタイトルを獲得。昨季は、ダイヤモンドバックスの抑えとして32セーブを挙げ、平野佳寿投手らとともにブルペン陣を支えた。
 
 また、選手が自らのニックネームなどが入ったユニホームを着用するイベント「プレーヤーズ・ウィークエンド」 では、文字を使わずに「箱(ボックス)」と「ハンバーガー」の絵文字で自身の名前を表現して話題になるなど、ユーモアに富んだ一面も見せていた。
 
 だが、昨季はセーブ数こそ多かったものの、60試合の登板で防御率4.39。直球の平均球速もピークだった2014年の約150.5キロから、約146.8キロまで落ちており、ついにはダイヤモンドバックスと契約を更新することはなかった。
 
 新天地となるロイヤルズのブルペン陣は、充実しているとは言いがたい。抑えを務めていたケルビン・ヘレーラ投手も昨季シーズン途中で移籍。ボックスバーガーは即戦力で抑え投手として起用される可能性もある。
 
 通算100セーブまであと24に迫るボックスバーガー。起用次第では、今季ロイヤルズで記録に達するかもしれない。