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フィリーズ、マーリンズの正捕手リアルミュート獲りに本腰か 複数の記者がトレードの可能性を指摘

2019/02/06

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 積極的に補強に動いているフィラデルフィア・フィリーズが、マイアミ・マーリンズのJ.T.リアルミュート捕手の獲得に動く可能性があるようだ。ケン・ローゼンタール氏など、複数の記者がツイッター上で指摘しており、リアルミュートにとっては念願の移籍がかなうかもしれない。公式サイト『MLB.com』が5日(日本時間6日)、伝えた。
 
 リアルミュートは、チーム再建を進めるマーリンズに対し、自身をトレードで放出するよう2年連続で直訴。昨年はトレードは実現せず、今オフはフリーエージェント(FA)選手たちと並んで注目を集めていた。今季打率.277、21本塁打、74打点の活躍を見せた強打の捕手に多くの球団が興味を示している。
 
 そんなリアルミュートだが、ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツとの三角トレードの要員となる噂もあったが実現せず。メッツのノア・シンダーガード投手、ヤンキースのミゲル・アンドゥーハ内野手らも絡む超大型トレードは破談に終わっていた。
 
 さらには、正捕手ヤズマニ・グランダル捕手がFAで流出したロサンゼルス・ドジャース、タンパベイ・レイズ、アトランタ・ブレーブス、シンシナティ・レッズなどが現在残っている候補として挙げられる。
 
 ここにきて新たに候補として名前が出てきたのはフィリーズ。今オフは大型補強を行うことを明言しており、ワシントン・ナショナルズからFAのブライス・ハーパー外野手、もしくは前述のマチャドの獲得に向けて動いている。
 
 『MLBネットワーク』のケン・ローゼンタール氏は5日(同6日)深夜、自身のツイッターを更新。「フィリーズは最近、マーリンズのリアルミュートに興味を示している」として、新たな移籍先の可能性を指摘した。さらに、ジョン・モロシ氏はパドレスとの交渉も順調だとリポート。巨大戦力のドジャースよりも可能性が高いと指摘した。
 
 現状ではどのチームも横並びに近い状態のリアルミュート争奪戦。やはり、ハーパーやマチャドの契約締結を待つ姿勢のチームも多そうだ。