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野茂氏、ブリュワーズでのプレー「忘れられた選手」に選出 元ロッテのフランコ氏らも

2019/02/05

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Getty Images

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ノーヒッター右腕にCY賞投手など名選手がズラリ

 米公式サイト『MLB.com』が4日(日本時間5日)、ミルウォーキー・ブリュワーズでプレーしたにも関わらずその印象が薄い10人の選手が特集され、日本人選手としては野茂英雄氏が選ばれた。
 
 同サイトでは「10人の名前は確実に知っているはずたが、ブリュワーズのユニホームを着ていたことは覚えていないだろう」として、同球団でプレーした10選手を特集している。
 
 日本人選手として挙げられたのは野茂英雄氏だ。野茂氏は1999年にブリュワーズに加入すると、シーズン途中の5月にメジャー昇格。28先発で12勝8敗、防御率4.54、176回1/3を投げ161奪三振の成績を挙げ、先発ローテーションの一人として活躍した。また、同年にはメジャー史上3番目の早さで1000奪三振を達成している。
 
 しかし翌年にはデトロイト・タイガースに移籍したことでブリュワーズ在籍はわずか1シーズン。また、メジャー初所属となったロサンゼルス・ドジャースや2度目のノーヒットノーランを達成したボストン・レッドソックスでの活躍の印象が強いことが選出の理由と考えられる。
 
 また、同特集では日本に馴染みのある選手では千葉ロッテマリーンズ、日本独立リーグでプレーしたフリオ・フランコ氏が挙げられた。
 
 フランコ氏は1997年のシーズン途中にブリュワーズに移籍。42試合に出場し打率.241、4本塁打、19打点と目立った成績は残せず、翌年にはロッテに3年ぶりに復帰し再び日本に活躍の場を移していた。
 
 フランコ氏は独立リーグでのプレーも含めると、1982年から2015年34シーズンを選手として過ごたため、所属した球団数そのものが多い(14球団)こと、在籍期間が1年に満たなかったことが理由として考えられる。
 
 その他には、リリーフ投手としてサイ・ヤング賞を獲得(2003年)したエリック・ガニエ氏らが挙げられていた。ガニエ氏は優秀な抑え投手として活躍していたが、2008年に1年間所属したブリュワーズでは防御率5.44と大きく成績を落とし、その後独立リーグに移籍していた。
 
 成績不振や在籍期間、他球団での活躍など印象の薄さに繋がる理由は様々あるが、有名選手の加入に当時のブリュワーズファンが興奮したことは間違いないだろう。
 
 選出された選手は次の通り(成績は2年以上在籍している場合は通算)※敬称略
 
○フェリペ・アロウ(1974年 外野手、内野手)
3試合 打率.000 0本塁打 0打点 0盗塁
 
○テリー・フランコーナ(1989年~1990年 外野手、内野手)
92試合 打率.228 3本塁打 23打点 2盗塁
 
○デーブ・パーカー(1990年 外野手)
157試合 打率.289 21本塁打 92打点 4盗塁
 
○ウィリー・ランドルフ(1991年 内野手)
124試合 打率.327 0本塁打 54打点 4盗塁
 
○ダンテ・ビシェット(1991年~1992年 外野手)
246試合 打率.261 20本塁打 100打点 32盗塁
 
○フリオ・フランコ(1997年 内野手)
42試合 打率.241 4本塁打 19打点 7盗塁
 
○野茂英雄(1999年 投手)
28試合 12勝8敗 防御率4.54 176回1/3 161奪三振
 
○デボン・ホワイト(2001年 外野手)
126試合 打率.277 14本塁打 47打点 18盗塁
 
○エリック・ガニエ(2008年 投手)
50試合 4勝3敗 7ホールド 10セーブ 防御率5.44 46回1/3 38奪三振
 
○ジム・エドモンズ(2010年 外野手)
73試合 打率.286 8本塁打 20打点 2盗塁