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「少なくとも8球団」未契約でもハーパーの人気衰えず “MLB史上最高額”の狙いは叶うか

2019/02/05

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2、3球団が短期契約を視野に思考中

 ワシントン・ナショナルズからフリーエージェント(FA)となっているブライス・ハーパー外野手について、現在8球団が獲得に興味を示していることが分かった。米メディア『MLBネットワーク』が4日(日本時間5日)、伝えている。
 
 FA市場の目玉選手が未だに契約に至っていない現状に選手側から疑問や不信感が募っていると伝えられる中、『MLBネットワーク』のジョン・ヘイマン記者は「まだ少なくとも8球団がハーパーに対してチェックを入れている」とし、その中でも「2、3球団が短期契約を考えている」と長期契約で莫大な契約金を費やすことなく獲得を目指しているとの見方を示した。
 
 これまでにサンディエゴ・パドレス、フィラデルフィア・フィリーズ、シカゴ・ホワイトソックス、そして昨季まで在籍していたワシントン・ナショナルズがより“積極的に”アプローチを行っているとされているが、ヘイマン記者が伝えたことが事実なら、この他にも4球団が獲得に興味を示していることになる。
 
 今のところハーパー側が求めている契約内容の詳細は不明だが、米公式サイト『MLB.com』によれば、ジャンカルロ・スタントン外野手がマイアミ・マーリンズ時代の2014年オフにメジャー史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(約358億円)を結んだ契約を超える額を目指しているという。
 
 未だに契約は決まっていないが、ハーパーはまだ26歳。致命的な故障さえなければ、これから10年以上の現役生活が見込めるスーパースターなだけに、昨季までのメジャー7年間で通算184本塁打を放った選手が今季どの球団のユニフォームを着るのか注目が集まる。