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ヤンキース、年棒23億円“控え外野手”放出か ジ軍相手にトレードの可能性が浮上

2019/02/05

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3度の盗塁王に輝くも…昨季は故障で全休

 ニューヨーク・ヤンキースのジャコビー・エルズベリー外野手にトレードの可能性が浮上している。米公式サイト『MLB.com』が4日(日本時間5日)、伝えている。
 
 昨季試合出場なしながら実績を持つ名選手が、新天地へ移る可能性出てきた。
 
 同サイトによると、ヤンキースはサンフランシスコ・ジャイアンツからトレードでジョニー・クエト投手を獲得し、そのトレード相手としてエルズベリーを放出する可能性があると伝えられている。
 
 ジャイアンツにとって、通算125勝を挙げている32歳のクエトはエースのマディソン・バムガーナー投手に次ぐ2番手候補だが、昨年右肘の靱帯再建手術(通称・トミージョン手術)を受けるなど状態に不安も残っており、トレードに前向きと言われている。
 
 一方、ヤンキースのトレード候補に挙げられたエルズベリーは35歳の外野手。2007年にボストン・レッドソックスでメジャーデビューすると、自慢の俊足を活かしたプレーで活躍。3度の盗塁王(2008年、2009年、2013年)に輝き、2011年にはトリプルスリーも達成した。
 
 しかし、2014年に7年1億5300万ドル(約170億円)でヤンキースに移籍してからは成績が急降下、成績と年俸が釣り合わない“不良債権”の選手となってしまった。昨季は故障と左臀部の手術の影響で試合出場はなし。通算成績は打率.284、104本塁打、512打点、343盗塁となっている。
 
 復活を果たしたいエルズベリーだか、ヤンキースの外野手にはアーロン・ジャッジ外野手やジャンカルロ・スタントン外野手など層が厚く、選手として似たタイプのブレッド・ガードナー外野手もいることから試合に出場することは難しいと考えられる。
 
 一方、ジャイアンツは昨季主力選手として活躍したアンドリュー・マカッチェン外野手が移籍し、長年球団を支え続けたハンター・ペンス外野手も退団した。現段階ではレギュラーが確約されるような外野手はおらず、エルズベリーにとってもトレードされれば試合出場のチャンスが増える可能性もある。
 
 ヤンキース退団後に活躍した選手にはロジャー・クレメンス投手などがおり、日本で活躍したアンドリュー・ジョーンズ氏も来日前の所属球団はヤンキースだった。トレードの可能性はまだ高いと言えないが、偉大な前例に続いてエルズベリーも環境の変化を成績に繋げることができるだろうか。