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ホームランボール1個が310万円で落札! 2015年POの豪快“バット投げ”で話題

2019/02/03

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元ブルージェイズ・バティスタの伝説のシーンが蘇る

 ホセ・バティスタ外野手(現フリーエージェント)が過去に放ったホームランボールがオークションに出品され、約310万円の高値で落札された。米メディア『TSN』が2日(日本時間3日)、伝えている。
 
 同メディアによると、バティスタが2015年のポストシーズンで放ったホームランボールがオークションで落札され、最終的な落札額は2万8252ドル(約310万円)となった模様。今年1月に出品されたときは3500ドル(約39万円)だったため約8倍の値段での落札となった。
 
 これほどの高値になった理由はその一打にある。その本塁打はバティスタがトロント・ブルージェイズでプレーしていた2015年のアメリカン・リーグ地区シリーズで放たれた。
 
 テキサス・レンジャーズとの第5戦、先に2連敗を喫しながら2連勝で追いつき、後1勝でリーグ優勝決定戦進出としたブルージェイズは本拠地ロジャース・センターで試合開幕を迎える。
 
 3-3の同点となった7回裏、2死一、三塁のチャンスでこの日タイムリー安打を放っていたバティスタに打順が回ってくる。
 
 レンジャーズのセットアップ、サム・ダイソン投手(現ジャイアンツ)との対戦となったバティスタ。3球目をフルスイングすると打球はレフトスタンドへ一直線。勝ち越しの3ラン本塁打となった。
 
 打った瞬間に本塁打を確信したバティスタは感情のままバットを空中に放り投げ、ファンの大歓声の中ベースを回った。球場のボルテージは最高潮に達し、試合もそのままブルージェイズが勝利した。
 
 その後バット投げを巡って翌年にはレンジャーズのルーネッド・オドーア内野手とバティスタが大乱闘の騒ぎを起こすなど様々なことがあったが、記念Tシャツが作られるなど記憶に残る一打となった。
 
 バティスタは38歳の外野手。メジャーデビュー以来ユーティリティプレーヤーとして活躍していたが、2010年を境に長打力が爆発的に開花。2010年から2年連続で本塁打王のタイトルを獲得するなど球界を代表する強打者として君臨していた。
 
 現在はフィラデルフィア・フィリーズからフリーエージェント(FA)ととなり、所属先も未定のバティスタだが、思わぬ形で再び話題を呼ぶことになった。