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ダル、菊池雄星がサイ・ヤング賞候補に! MLB公式が「12人の隠れた候補」特集

2019/02/02

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菊池はメジャー1年目の“前例”に続けるか

 シカゴ・カブスのダルビッシュ有、シアトル・マリナーズの菊池雄星投手らが今季サイ・ヤング賞受賞の可能性がある投手として選ばれた。米公式サイト『MLB.com』が1日(日本時間2日)、伝えている。
 
 同サイトは、開幕前にそれほどの注目をされていなかったにも関わらず、タンパベイ・レイズのブレイク・スネル投手が見事昨季のサイ・ヤング賞を獲得したことを受け、同賞の眠れる候補として12人の投手を特集。その中にダルビッシュと菊池が日本人投手として選ばれた。
 
 ダルビッシュは高スピンの4シーム(直球)を持つ投手として紹介され、「彼の球速は昨季も落ちておらず、年齢もまだ32歳だ。真価の発揮を諦めるには早すぎる」と期待している。
 
 実際、ダルビッシュの直球の平均球速は2017年に94.7マイル(約152.4キロ)、2018年に94.8マイル(約152.5キロ)と故障に悩んだ昨季も落ちていなかった。今季はカブスの先発ローテーションに入るとされているが、状態次第では完全復活の可能性も十分ありそうだ。
 
 一方、菊池は 「ピッチャーズパーク(投手有利な球場)でのプレーになり、アメリカン・リーグの打者からしても彼は見たことのない存在だ。恐らく1年目は優位に立てるだろう」と分析されている。
 
 また、ロサンゼルス・ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏やニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手を例に挙げ、「我々は日本人選手が(メジャー1年目に)有利なことを既に見てきた」とし、メジャーに挑む菊池の成功を予言した。
 
 他にも候補者の中にはポストシーズンで好投を披露したネイサン・イオバルディ投手(レッドソックス)、精巣がんから奇跡の復活を果たしたジェイムソン・タイオン投手(パイレーツ)らが選ばれた。
 
 今季のサイ・ヤング賞候補には当然ながらマックス・シャーザー投手(ナショナルズ)ら“常連”もいる。今回特集された12人はどこまで賞に近づけるだろうか。