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Dバックスの守護神は誰に? 通算189セーブ右腕と合意、平野の起用にも影響か

2019/01/31

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスは、ワシントン・ナショナルズからフリーエージェント(FA)となっていたグレッグ・ホランド投手と1年契約に合意した。屈指の救援右腕の加入は、平野佳寿投手の起用にも影響を与えそうだ。米公式サイト『MLB.com』が30日(日本時間31日)、報じた。
 
 ホランドの契約は、1年350万ドル(約3億8000万円)で、加えて最大350万ドルの出来高が付くという。
 
 2007年にドラフト10巡目でカンザスシティ・ロイヤルズに入団したホランド。10年にメジャーデビューすると、12年からはクローザーとして定着。13、14年は45セーブ以上をマークし、17年にはナ・リーグの最多セーブ投手となった。メジャー通算8年間で23勝20敗、189セーブ、35ホールド、防御率2.83を記録している。
 
 昨季はセントルイス・カージナルスで開幕を迎えたが、32試合に登板し、0勝2敗、防御率7.92と成績を残せず、戦力外となったのちにナショナルズへ移籍。ナショナルズでは24試合に登板して、2勝負けなし、3セーブ、4ホールド、防御率0.84と抜群の安定感を取り戻した。
 
 ダイヤモンドバックスはホランドの加入で、昨季セットアッパーの平野、34ホールドを挙げたアーチ―・ブラッドリー投手らとともに強固なブルペンを形成できそうだ。また、クローザーを務めたブラッド・ボックスバーガー投手が11月30日(同12月1日)にノーテンダーFAとなっており、守護神のポストには誰が就くのかにも注目したい。