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レンジャーズ、159キロ左腕とマイナー契約 きっかけはツイッター「夢が叶った」

2019/01/30

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ブルペン投球の動画が話題に…球団がスカウトを派遣

 
 テキサス・レンジャーズは、左腕クリス・ナン投手とマイナー契約合意に至った。29日(日本時間30日)、米公式サイト『MLB.com』が報じている。
 
 ナンは、米国ナッシュビル出身の28歳左腕。2012年にサンディエゴ・パドレスに24巡目で指名を受けた。2014年にはスプリングトレーニング(春季キャンプ)で1回1/3を投げて、無失点、2奪三振の好投を見せ、順調に思えたがその後は低迷。2018年シーズンはヒューストン・アストロズ傘下で3Aでもプレーしたが、放出されて北米独立リーグのセントポール・セインツで11試合に投げて、7勝3敗、防御率3.05の成績だった。
 
 独立リーグでプレーしていた彼がマイナー契約に至るきっかけとなったのは、ツイッターに投稿されたある動画だった。その動画は、ブルペンで投球練習をしているナンを撮ったもの。左腕は力強い投球で97~99マイル(約156-159キロ)を連発し、これがネット上で話題となってレンジャーズがアマチュアスカウトを送り出すことになった。
 
 故郷のナッシュビルに本拠地を置くレンジャーズ傘下でプレーできることに対して、ナンは「夢が叶ったようだ。たとえ今年は大リーグに参加できずとも、家族や友人、チームメイトがいるナッシュビルで投げられるだけで素晴らしいことだ」とコメントしている。
 
 まさに夢のような形で契約を掴んだナン。今季のスプリングトレーニングへの参加も決まっており、大舞台へのチャンスも掴めるか期待がかかる。