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田中将大はポーセロに勝利! 米メディアが“ライバル”ヤ軍とレ軍の先発ローテを比較

2019/01/29

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Getty Images



両軍ともに優れた先発陣。田中が“勝利”したポーセロは昨季の勝ち頭

 ニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスの先発ローテーションが比較され、ヤンキースが優勢という結果が出た。米メディア『NESN』が28日(日本時間29日)、伝えている。
 
 同メディアではヤンキースとレッドソックスのライバル球団同士の先発ローテーションを比較し、各先発投手ごとにマッチアップの相手を選出して勝敗をつけた。結果はヤンキースの4勝1分けという驚きの“大差”という結果になった。
 
 まず比較されたのは、両軍のエース同士。ヤンキースはルイス・セベリーノ投手、レッドソックスはクリス・セール投手がそれぞれ挙げられ、結果は“今季はセベリーノの方が上手”というものに。昨季27先発で防御率2.11の成績を挙げたセールに同32先発、防御率3.39セベリーノが勝つという結果になった。
 
 そして3~4番手として、ヤンキースから田中将大投手、レッドソックスからリック・ポーセロ投手が選出。結果は“田中がポーセロより上手”となった。
 
 昨季12勝で防御率3.75の田中と比較されたポーセロは、昨季33先発で17勝7敗、防御率4.28の成績を残しており、勝利数はチームの中で最多だった。また、同投手は2016年に22勝を挙げサイ・ヤング賞を獲得するなど以前からチームの勝ち頭として活躍。同サイトでは田中の実力がポーセロの実績を上回ったという形だ。
 
 他にも、2番手同士としてジェームズ・パクストン投手(ヤンキース)とデビッド・プライス投手(レッドソックス)、J.A.ハップ投手(ヤンキース)とネイサン・イオバルディ投手(レッドソックス)がそれぞれマッチアップの候補として挙げられ、結果はいずれもヤンキース投手が上手となった。
 
 また、5番手としてC.C.サバシア投手(ヤンキース)とエデュアルド・ロドリゲス投手(レッドソックス)挙げられたが、明確な勝敗はつけられず“ほぼ同格”という形で決着していた。
 
 結果はヤンキース優勢に終わったが、それでもレッドソックスも強力な先発投手を揃えていることは変わらない。今季もヤンキースとレッドソックスの間で緊迫した投手戦も見ることができそうだ。