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オルティス氏、“好敵手”リベラ氏を改めて称賛 あす米野球殿堂入り発表「史上最高の選手」

2019/01/22

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通算対戦成績は打率.342も厄介ぶりを回顧「面白くなかった」

 かつて主にボストン・レッドソックスの主砲として活躍したデビッド・オルティス氏が、米国野球殿堂入りが確実視されている元ニューヨーク・ヤンキースのマリアーノ・リベラ氏について言及した。21日(日本時間22日)、地元スポーツサイト『ESPN』が伝えている。
 
 レッドソックスにとって、同じアメリカン・リーグ東地区のヤンキースは長年のライバル関係であり、2004年のリーグ優勝決定シリーズでは3連敗から4連勝というメジャーリーグ史に残る劇的な大逆転を演じた相手。この激闘を経て、チームは86年ぶりにワールドシリーズ制覇という快挙を成し遂げた。
 
 この2004年を含めレッドソックスの前に常に立ちふさがったのが、ヤンキースの不動のクローザーとして活躍したリベラ氏だった。同サイトは「時間が経つにつれて、リベラはボストンの“ブギーマン(恐るべき怪物)”とはみなされなくなり、より過激なレッドソックスファンからさえも本物の称賛を受けるようになった」と、改めてメジャー19年間で通算652セーブを挙げた背番号「42」の偉業を称えている。
 
 殿堂入り選手の発表は、あす22日(同23日)。リベラ氏はそこで全米野球記者協会に所属する記者の投票を得て殿堂入りが確実視されている。発表を前に、かつてレッドソックスの主砲として3度のワールドシリーズ制覇に導いたオルティス氏が、リベラ氏の選手時代の印象について言及。「マリアーノと対戦するのは面白くなかった」とその厄介ぶりを回顧した。しかし、オルティス氏とリベラ氏の通算対戦成績は40打席で38打数13安打、3二塁打、0三塁打、1本塁打、4打点、2四球、6三振、打率.342となっており、オルティス氏は本塁打こそ1本だが高い打率を残している。
 
 それでも、オルティス氏はキャリアで最も難しい投手の1人としてリベラ氏を称賛。「マリアーノは間違いなく史上最高の選手の1人だ。これまでにないほどの。彼が殿堂入りを果たして怒るレッドソックスファンは1人もいない。あの男は特別だった。人としても良かった。彼が殿堂入りするのを見られて嬉しいよ」と、ともにメジャーリーグを盛り上げた“好敵手(ライバル)”の快挙をその目に焼き付ける準備は万端のようだ。