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レイズ、4年連続2桁本塁打のガルシアと1年契約 攻守に優れ外野&DHでの併用も可能

2019/01/19

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2017年にはア・リーグ2位の高打率

 タンパベイ・レイズが、シカゴ・ホワイトソックスからフリーエージェント(FA)となっていたアビザイル・ガルシア外野手と1年契約を結んだ。18日(日本時間19日)、米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
 
 レイズはガルシアと1年350万ドル(約3億8500万円)、ボーナスによっては最大で600万ドル(6億6000万円)となる契約を結んだ。これにより、チームはオリバー・ドレイク投手に対してメジャー40人枠から外す措置(DFA)を取っている。
 
 ガルシアは、今季がメジャー8年目の27歳。2012年にデトロイト・タイガースでデビューし、2013年途中にホワイトソックスに移籍。4年目の2015年から4年連続2桁本塁打を記録して、2017年には136試合の出場でアメリカン・リーグ2位の打率.330と確実性の高い打撃を見せていた。昨季はハムストリング(太もも裏)の故障により、93試合の出場にとどまっている。
 
 同サイトは、昨季加入後49試合で8本塁打を放ちOPS(出塁率+長打率).877を記録したチェ・ジマン内野手とガルシアで指名打者としてタッグを組むことができるだろうと見ている。
 
 また、ガルシアは守備力にも優れ、守備率はメジャー7年間で守備に就いた541試合で.981を記録。特に左翼の位置では16試合で守備率1.000としている。指名打者と外野手両方での起用がしやすく、ラインナップの幅を広くすることができる。日々様々なラインナップを組むレイズにとって、ガルシアの加入は大きな力となりそうだ。