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レンジャーズ・元守護神が引退を発表 15年地区優勝の立役者、30歳の若さも故障に勝てず

2019/01/17

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15年には35セーブも、トミー・ジョン手術を乗り越えられず

 
 テキサス・レンジャーズは16日(日本時間17日)、傘下のマイナーチームに所属していたショーン・トールソン投手の現役引退を発表した。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、トールソンは「昨季は毎日(レンジャーズ本拠地がある)アーリントンへ通い、状態をよくするために時間を費やした。しかしそうはならなかった。僕の肘はもう野球のように投げることに万全な状態ではないんだ」と現役引退の理由について述べた。また、最終的な決断は妻・リンリーさんと球団GMのジョン・ダニエルズ氏と話し合って下したという。
 
 2010年に、ロサンゼルス・ドジャースに入団したトールソン。2年後の12年に同球団でリリーフ投手としてメジャーデビューを果たした。14年からはテキサス・レンジャーズでプレー。移籍初年度から64試合に登板し、防御率2.76の好成績を残すと、翌15年には抑え投手に抜擢。73試合で、6勝4敗、35セーブ、防御率2.99の成績を残し、レンジャーズ4年ぶりの地区優勝に大きく貢献した。
 
 しかし、17年に右肘の靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けると、そこからリハビリの道を歩む。昨季からは、古巣レンジャーズとマイナー契約を結び、キャンプ招待選手としてメジャー復帰を目指していた。
 
 復帰に向け順調な調整を重ねていると思われたが、先週から再び腕の状態が悪化。トールソンは、「もし19年のスプリングトレーニングにまでに万全でなければ、時間を別のことに当てるべきと自分に言い聞かせていた」と述べており、30歳の若さで現役引退を決意することとなった。メジャー通算成績は、215試合に登板し、14勝8敗、17ホールド、46セーブ、防御率3.92となっている。
 
 レンジャーズは15年以来地区優勝を果たしておらず、トールソン在籍時が最後の栄光となっている。ファンの中には優勝の立役者の一人だった右腕の勇姿が残り続けることになりそうだ。