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ヤンキース、新加入ラメイヒューは「完璧にフィット」 かつてドラフト指名した“恩師”が太鼓判

2019/01/16

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二塁手としてGG賞3度選出も「内野全て守れる能力ある」

 ニューヨーク・ヤンキースと14日(日本時間15日)に2年契約を結んだD.J.ラメイヒューについて、球団のGM特別補佐をつとめるジム・ヘンドリー氏が活躍に太鼓判を押している。15日(同16日)に地元紙『ニューヨーク・ポスト』が報じている。
 
 通算でゴールドグラブ賞を3度受賞し、2016年には打率.348でナショナル・リーグ首位打者に輝いたラメイヒューは、14日にヤンキースと2年2400万ドル(約26億円)で契約。7年間所属したコロラド・ロッキーズを離れ、新天地を東海岸ニューヨークに移した。
 
 同サイトによれば、ラメイヒューはこれまで二塁手としての起用がキャリアで97%を占めており、すでにヤンキースの二塁には昨季新人王候補となったグレイバー・トレース内野手がいるが、2009年にシカゴ・カブスのGMとしてラメイヒューをドラフト2巡目で指名し、現在ヤンキースでGM特別補佐を務めるヘンドリー氏が「(新天地で)完璧フィットする」と明言。30歳にして多くの実績を残してきたラメイヒューの活躍に太鼓判を押した。
 
 ヘンドリー氏によれば、「彼は内野4つのポジションを全て守る能力を常に示している」とコメント。実際、ロッキーズ時代の2011年から2014年にかけて一塁で計4試合、三塁で計41試合、遊撃で4試合に出場しており、二塁で3度のゴールドグラブ賞を受賞したラメイヒューがその他のポジションも守れることは確かだ。
 
 また打撃面でも優れた能力を持っているラメイヒュー。同サイトによると、彼のロッキーズ時代の通算三振率は14.8%で、これはヤンキースではディディ・グレゴリアス内野手の12.1%に次いで低い数字だという。ちなみに昨季は581打席で82三振を喫しその割合は14.1%という結果だった。
 
 右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)から回復中のグレゴリアス、伸び盛りのトーレス、ミゲル・アンドゥハ―内野手、そして新加入のトロイ・トロウィツキー内野手など、激戦区となったヤンキースの内野陣で、ラメイヒューは実績通りの活躍を見せ、世界一奪還に貢献することができるだろうか。