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ジャイアンツ、苦労人ホランドと1年契約 昨季キャンプ招待選手が今季も救世主へ

2019/01/15

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エースにトレード案が出るも…投手陣整備で来季も勝負か

 
 サンフランシスコ・ジャイアンツは14日(日本時間15日)、同球団からフリーエージェント(FA)となっていたデレク・ホランド投手と1年契約で合意した。米公式サイト『MLB.com』によると、1年700万ドル(約7億5000万円)+2020年の球団オプション付きの契約となる。
 
 2017年は、26試合に先発し、自己ワーストとなる防御率6.20に落ち込んだホランド。昨季は、ジャイアンツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングの招待選手としてスタートした。だが、開幕直前にジェフ・サマージャ投手が肩の故障で離脱し、メジャー昇格のチャンスをつかんだ。
 
 昨季は、主に先発投手として、36試合(30先発)に登板し、7勝9敗、防御率3.57と前年から大きく数字を改善。ジョニー・クエイト投手、マディソン・バムガーナー投手ら故障者が相次いだジャイアンツ先発陣の中で、ローテーションを守りきった。
 
 ナショナル・リーグ西地区4位に終わったジャイアンツだったが、オフに目立った補強はなし。エースのバムガーナーが、ミルウォーキー・ブリュワーズにトレードされる可能性も浮上していた。
 
 しかし、今回のホランド残留で先発投手の頭数は揃った。右肘の靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)からの復帰を目指すクエイトがローテーションに加われば、元々強力だった先発陣が再結集することになる。
 
 また、野手陣でも、昨季右臀部の手術によって8月にシーズン終了を余儀なくされたバスター・ポージー捕手が復帰予定。昨季苦汁をなめた故障者たちが復帰すれば、ポストシーズン進出の可能性も高まるだろう。昨季先発ローテーションを率いたホランドの活躍が、順位浮上の鍵を握る。