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レンジャーズ、守護神候補オッタビーノと接触 3年ぶり地区Vへ本気…狙いは内野手&投手

2019/01/14

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かつて8年間在籍した左腕ホランドも獲得の候補に

 今オフ積極的な補強を進めているテキサス・レンジャーズが、新たにジョシュ・ハリソン内野手、アダム・オッタビーノ投手らを獲得のターゲットにしていることが分かった。13日(日本時間14日)、米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
 
 これまで、レンジャーズはランス・リン投手、シェルビー・ミラー投手、ジェシー・チャベス投手、エディンソン・ボルケズ投手ら経験豊富な選手を多数獲得。しかし、同サイトによると、「内野とブルペンには穴がある」として同球団がさらなる補強に向けて強気な姿勢を見せていると伝えている。
 
 その中でも、獲得へ向けて興味を示しているとされるのが、野手ではピッツバーグ・パイレーツからフリーエージェント(FA)となっているハリソンとトロント・ブルージェイズからFAとなっているヤンガービス・ソラーテ内野手だ。いずれの選手も内外野ともに守れる選手であり、ユーティリティー選手として活躍したジュリクソン・プロファー内野手が移籍した今、このいずれかの選手を獲得することは「チームにとって意味を成す」としている。
 
 また、投手ではコロラド・ロッキーズからFAとなったオッタビーノと、サンフランシスコ・ジャイアンツからFAとなっているデレク・ホランド投手が挙げられた。元々ザック・ブリットン投手にも興味を示していたが、ニューヨーク・ヤンキースと契約したため断念。そこで、昨季75試合に登板し防御率2.43と安定した投球を見せたオッタビーノに興味を示し、実際に連絡を取り合っているという。もしオッタビーノ獲得となれば、守護神を任せる可能性が高い。
 
 そしてホランドに関しては、かつてレンジャーズに所属し、デビュー年から8年間で計62勝を挙げたこともあって、ターゲットとして特に力が入っているようだ。左腕のホランドは昨季、左打者に対して被打率1.66、被本塁打0、奪三振27と好投。同サイトは「今季も同様の活躍が見込める」と太鼓判を押しているだけに、2016年以来3年ぶりの古巣復帰となるかが注目される。
 
 昨季は67勝95敗で4年ぶりにアメリカン・リーグ西地区最下位に沈んだレンジャーズ。ここ最近はヒューストン・アストロズの強さが際立っている地区であるが、ここまでの補強の手を緩めない姿勢を見ると、狙いが3年ぶりの地区優勝であることは間違いないようだ。