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フィリーズ、ハーパー&夫人と交渉で合意に向け前進 マチャドより優先する方針固める

2019/01/14

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 フィラデルフィア・フィリーズは、ワシントン・ナショナルズからフリーエージェント(FA)となっているブライス・ハーパー外野手と5時間にわたる交渉を行い、獲得に向け前進した。ロサンゼルス・ドジャースからFAとなっているマニー・マチャド内野手獲得の噂も流れていたが、ハーパーに重点を置いていく方針。13日(日本時間14日)公式サイト『MLB.com』が伝えた。
 
 フィリーズは今オフ、ハーパーもしくはマチャドのいずれかを獲得することを明言し、周囲の補強も着実に進めてきた。シアトル・マリナーズとのトレードでホアン・ニカシオ投手、ジェームス・パゾス投手、ジーン・セグーラ内野手を獲得した他、アンドリュー・マカッチェン外野手も補強。投手陣、内外野と穴のない補強を進めている。
 
 さらに、ハーパーかマチャドの獲得を狙って頂点を目指すフィリーズだが、ここにきて最優先となるのはハーパーだという。
 
 マチャドは攻守に優れた遊撃手・三塁手で、外野手のハーパーに比べると代替の難しい存在だ。だが、スター性やロマンあふれる打撃スタイルからファンの人気はハーパーが優勢。さらに、ラフプレー・怠慢プレーから”悪童”の異名をとるマチャドよりも、人柄が扱いやすいとの声もある。長期にわたる契約を結ぶことは明らかで、将来的なチーム内の人間関係まで考慮すると、ハーパーへの優先度が高くなっている模様だ。
 
 終盤に差し掛かっている今オフのFA市場、ライバルたちはどのような動きを見せていくのだろうか。ニューヨーク・ヤンキースはマチャドを優先すると見られ、ハーパーまで獲りに動く可能性はやや低い。ハーパーに興味を示し続けているドジャース、両者いずれかの獲得に意欲的なシカゴ・ホワイトソックスは総年俸を抑える必要があり、金銭面の争いとなればフィリーズに軍配が上がりそうだ。
 
 『MLB.com』によれば、フィリーズ首脳はハーパー、ケイラ夫人との交渉を行い、前向きな反応を得られたとのことだ。大型補強の最後の1ピースは近年最大の契約となるかもしれない。