大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » アスレチックス、今季加入後5勝の右腕と2年契約 先発陣の整備がチームの命運握る

アスレチックス、今季加入後5勝の右腕と2年契約 先発陣の整備がチームの命運握る

2018/12/26

text By

photo

Getty Images



編成総責任者ビーン氏「野手とブルペンは非常に良い」

 オークランド・アスレチックスは24日(日本時間25日)、今季まで同球団に所属し、オフにフリーエージェント(FA)になっていた先発右腕マイク・ファイアーズ投手と2年契約を結んだ。同日に米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
 
 ファイアーズはアスレチックスと2年契約を結び、同サイトのジョン・モロシ記者によると、その金額は「1400万ドル(約15億4000万円)から1500万ドル(16億5000万円)の価値がある」という。
 
 メジャー8年目を迎えた今季、デトロイト・タイガースからシーズン途中でアスレチックスに加入したファイアーズ。加入後は10試合に登板(9先発)して5勝2敗、防御率3.74をマークし、タイガースでの内容を含めて12勝8敗、防御率3.56の好成績を残した。
 
 現時点で、アスレチックスの先発ローテーションが確約されているのは、右腕のダニエル・メンデン投手とファイアーズ投手の2人。ここに、今季手術を受けたショーン・マネイア投手とアンドリュー・トリッグス投手らの復帰が見込まれている。
 
 球団の編成総責任者であるビリー・ビーン氏は、来季に向けて「野手陣とブルペンは非常に良い。今は先発投手について考えている」とコメント。今季、リリーフ陣はアメリカン・リーグ2位(メジャー3位)の防御率3.37と優れているだけに、リーグ6位(メジャー17位)の防御率4.17だった先発陣が整えば、2013年以来の西地区優勝、2年連続のポストシーズン進出も見えてくるだろう。