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MLB今季平均年俸は14年ぶりに前年下回る 昨オフの「異常に遅い」FA市場が一因に

2018/12/23

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 MLB選手の今季の平均年俸が、昨季から1436ドル(約16万円)下落し、409万5686ドル(約4億5500万円)となったことが分かった。22日(日本時間23日)、米スポーツサイト『ESPN』が伝えている。
 
 平均年俸額を調査するにあたり対象となったのは、今季8月31日(同9月1日)までにメジャーリーグの25人ロースターと故障者リスト(DL)に入っていた選手968人。前年を下回る金額となったのは2004年以来14年ぶりで、記録開始から50年で4度目のことだという。
 
 同サイトによれば、昨オフはフリーエージェント(FA)市場が冷え込み、交渉の動きが「異常な遅さ」だったこと一因に挙げており、昨季ワールドシリーズ後にFA権を行使した166人の選手の内、最終的に契約に至った140人の約半数がスプリングトレーニング(春季キャンプ)開始後に契約を結んだと解説している。
 
 ちなみに、米サイト『spotrac』によれば、今季の最高年俸はロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手で3325万ドル(約36億6000万円)で、2位はロサンゼルス・ドジャースの左腕クレイトン・カーショウ投手で3300万ドル(約36億3000万円)、3位はデトロイト・タイガースのミゲル・カブレラ内野手で3000万ドル(約33億円)。