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インディアンスからFAのミラー、カージナルスへ! MLB公式が合意間近と伝える

2018/12/21

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 クリーブランド・インディアンスからフリーエージェント(FA)となっているアンドリュー・ミラー投手について、セントルイス・カージナルスが合意間近となっている。2016年にはインディアンスのワールドシリーズ進出に大きく貢献した救援左腕。公式サイト『MLB.com』が20日(日本時間21日)、伝えた。
 
 ミラーは2006年にデトロイト・タイガースでメジャーデビュー。6年目までは先発としても登板したが、ボストン・レッドソックス時代の2012年には中継ぎに専念して53試合登板、40回1/3を投げて3勝2敗、防御率3.35の好成績を残した。
 
 2015年にはニューヨーク・ヤンキースに加入し、新たなポジションである守護神として60試合登板で36セーブ。翌16年にはシーズン途中にインディアンスに移籍し、大車輪の活躍でワールドシリーズ進出の原動力となった。全て救援登板ながら、74回1/3で防御率1.45、奪三振123と圧倒的な数字を残した。
 
 昨季も安定した活躍を見せたが、今季は怪我の影響からやや数字を落とし、37試合登板で34回を投げ、2勝4敗、防御率4.24、奪三振45。ミラーにしては低調なシーズンを送った。FAとなった今オフは複数球団が興味を示していたが、『MLB.com』によると、ここにきてカージナルスが合意間近だという。
 
 カージナルスの救援陣は最速105マイル(約169キロ)を誇るジョーダン・ヒックス投手、守護神バド・ノリス投手らを擁するが、全体としては低調な成績に終わった。ミラーの加入がテコ入れとなるだろうか。
 
 契約内容については明らかになっていないが、今オフFAとなっている救援投手の目玉であるミラー。高額の年俸を手にすることは間違いなさそうだ。