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ツインズ、マウアー氏の背番号「7」を永久欠番に 通算2123安打で3度の首位打者獲得

2018/12/19

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Getty Images



捕手、一塁手として活躍、殿堂入りの可能性も

 ミネソタ・ツインズが、今季引退を発表したジョー・マウアー氏の背番号「7」を永久欠番にする予定であることが分かった。米メディア『StarTribune』が18日(日本時間19日)、伝えた。

 同メディアによると、マウアー氏は自身の背番号が永久欠番になることについて「まだショックを受けている」とコメント。さらに「息子を試合に連れてきて、飾られている背番号『7』を見れば、いつでも笑顔になれそうだ」と述べ、喜びを語っていた。
 
 マウアー氏は捕手として2004年にツインズでメジャーデビュー。高い打撃力を武器に2006年に首位打者を獲得すると、2008年からは2年連続で同賞を獲得。2009年はアメリカン・リーグ最優秀選手(MVP)にも輝いていた。
 
 近年はファウルチップによる脳震盪の後遺症の影響などで全盛期ほどの好成績は残せていなかったが、それでも一塁手としてメジャーでプレーし続けていた。通算成績は1858試合、打率.306、2123安打、143本塁打、923打点。米国野球殿堂入りの可能性もある。
 
 かつてはシアトル・マリナーズのイチロー外野手とも首位打者争いを繰り広げたマウアー氏。現役をツインズ一筋で過ごしたこともあり、背番号「7」が永久欠番になるのは本人にとっても地元ミネソタにとっても朗報に違いない。