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Wソックス、通算78勝の右腕ノバをトレードで獲得 2014年にTJ手術受け復活

2018/12/12

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チーム最多投球回のシールズFAでローテ再建へ

 シカゴ・ホワイトソックスは11日(日本時間12日)、ピッツバーグ・パイレーツとのトレードによって右腕のイバン・ノバ投手を獲得した。米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
 
 ノバは現在31歳で、来年1月に32歳を迎える。2010年にニューヨーク・ヤンキースでメジャーデビューすると、2年目の2011年に16勝、防御率3.70をマークして先発の柱に成長。しかし、2014年に右肘靭帯側副靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、翌2015年6月に復帰して以降6勝(11敗)を挙げた。
 
 2016年途中にトレードでパイレーツに移籍すると、この年2チームで計12勝(8敗)。2017年には11勝(14敗)を挙げ、今季は29試合に登板して9勝9敗、防御率4.19だった。メジャー通算成績は9年間で78勝64敗、防御率4.26。
 
 ホワイトソックスは、今季2桁勝利を挙げたのがルーカス・ジオリト1人のみ。投球回が170を上回ったのはジェームズ・シールズ投手(7勝16敗、防御率4.53)、レイナルド・ロペス投手(7勝10敗、防御率3.91)、ジオリト(10勝13敗、防御率6.13)の3人で、いずれも負けが先行している。
 
 このうち、最も多い204回2/3を投げたシールズがオフにフリーエージェント(FA)となったため、この穴を今季161回を投げたノバで埋めようというわけだ。
 
 ホワイトソックスは、ノバを獲得する一方で傘下のマイナーに所属していた19歳右腕のヨディ・ロサリオ投手放出。将来の先発ローテーション入りを有望されていた若手選手を失ったことにはなったが、チームとしては今季終盤にトミー・ジョン手術を受けた22歳の剛腕、マイケル・コペック投手が2020年に復帰することを見据えているため、それほど大きな損失にはならないだろう。
 
 今季62勝100敗で、106敗を喫した1970年以来48年ぶりに100敗を記録してしまったホワイトソックス。まずは先発ローテーションの立て直し、5年連続地区4位のトンネルから抜け出したいところだ。




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