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エンゼルス、大谷の先輩・菊池の獲得に動く? 故障リスク少ない投手優先も「素晴らしい後押しに」

2018/12/05

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先発投手の総投球回はア・リーグ14位

 ロサンゼルス・エンゼルスは、所属する大谷翔平投手と同じ高校(花巻東)出身の菊池雄星を先発ローテーションに加えるのか。そんな予測が米公式サイト『MLB.com』で立てられている。
 
 日本の埼玉西武ライオンズからポスティングでのメジャーリーグ移籍を目指す菊池について、同サイトでは「エンゼルスは大谷と同様に獲得を目指すだろう」と予想。
 
 さらに、「27歳の菊池は、大谷と同じ“狂乱”を生み出すことは期待されていないが、多くのスカウトがメジャーで先発ローテーション2番手になれると信じている」と報じ、今季二刀流で活躍した大谷とまではいかないが、先発の一角を担える能力があることを期待している。
 
 菊池は、2017年に自己ベストの成績となる16勝6敗、187回2/3を投げて防御率1.97をマーク。昨季は163回2/3を投げ3.08と前年から成績を落としたが、それでも14勝4敗と大きく勝ち越し、西武のパシフィック・リーグ優勝に貢献した。
 
 この成績を受けて、同記事では「菊池のような確立された投手を加えることで、エンゼルスの先発ローテーションに素晴らしい“後押し”となる」と紹介。タイラー・スキャッグス投手、アンドリュー・ヒーニー投手、ハイメ・バリア投手とともにローテーションを形成することで、投手力を底上げできるとしている。
 
 しかし、その一方で故障の過去を懸念。例として今季左肩の故障で回復に時間を要していることを挙げている。近年エンゼルスの先発ローテーションを務める投手が故障で離脱することが多くなっていることから、故障のリスクの少ない投手を優先して獲得したい球団にとって、菊池との契約は「危険を伴う」とした。
 
 今季のエンゼルスの先発防御率はアメリカン・リーグ15チーム中7位の4.34。同じ西地区で見ると同1位のヒューストン・アストロズの3.16、同6位のオークランド・アスレチックスの4.17に次ぐ3番手となっている。また、先発投手の総投球回は805回1/3でリーグ14位に沈んでおり、防御率だけでなく長いイニングを投げられる先発投手が欲しいところ。果たして菊池の獲得に動き、大谷と「花巻東コンビ」を形成するすることになるのか。今後約1カ月が期限となるポスティング期間の動向に注目だ。