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レッズ、“快足男”ハミルトンと契約せず 昨季まで4年連続50盗塁も「着実に衰え」

2018/12/01

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マイナーで2年連続100盗塁以上、全米の話題に

 シンシナティ・レッズが、ビリー・ハミルトン外野手と来季契約を結ばないことが30日(日本時間12月1日)、分かった。かつてマイナーリーグで2年連続100盗塁を記録し、その快足をメジャーの舞台でも発揮した男は、フリーエージェント(FA)となって他球団でのプレーを目指す。
 
 米公式サイト『MLB.com』が報じたところによると、ハミルトンは球団からメジャー40人枠として契約しない旨を30日の通知期限までに伝えられ「ノンテンダーFA」に。今後はFA市場で他球団からのオファーを待つことになる。
 
 ハミルトンは、2011年にレッズ傘下の1Aクラスで103盗塁を記録。そして翌2012年も1A+と2Aで計155盗塁と、自慢の走力は全米のファンの話題をさらった。そして2013年のメジャー昇格後も2014年から2017年にかけて4年連続50盗塁以上を記録し、走力を生かした守備範囲の広さで期待に応える活躍を見せていた。
 
 しかし、28歳を迎えた今季は119試合の出場で34盗塁にとどまり、課題だった打力も打率.236と改善が見られなかった。同サイトではハミルトンについて「長年にわたる素晴らしい守備力とスピードで知られてきたが、攻撃力は着実に衰えている」指摘。頻繁に故障していたということもあり、30歳を前にして球団によって厳しい判断が下されることになった。