大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » フィリーズ、RソックスからFAの剛腕イオバルディ獲得に興味 先発防御率の改善急務

フィリーズ、RソックスからFAの剛腕イオバルディ獲得に興味 先発防御率の改善急務

2018/11/18

text By

photo

Getty Images



ハーパー、マチャドの獲得の噂もあるが…

 フィラデルフィア・フィリーズがボストン・レッドソックスからフリーエージェント(FA)となっているネイサン・イオバルディ投手に興味を示していることが分かった。米メディア『Phillies Nation』が18日(日本時間同日)、伝えた。
 
 フィリーズが今季レッドソックスの世界一に貢献した剛腕投手に興味を示している。
 
 イオバルディは今季タンパベイ・レイズで開幕を迎え、7月トレードでボストン・レッドソックスに移籍。開幕直前に右肘関節遊離体の手術を受けていたものの、100マイル(約161キロ)近い直球を武器に活躍。平均球速は97.5マイル(約156キロ)に達し、2チームで計22試合に登板し6勝7敗、防御率3.81、101奪三振の成績を収めレッドソックスを世界一に導いた。
 
 今季フィリーズはサイ・ヤング賞候補となった17勝6敗のアーロン・ノラ投手と2015年に同賞を獲得した10勝11敗のジェイク・アリエタ投手が先発陣をけん引。しかし、2人以外に2桁勝利を挙げたのは11勝8敗ザック・エフリン投手だけだ。エフリンは24歳の期待の先発右腕だが、今季は防御率4.36と安定した成績ではなかった。
 
 さらに今季フィリーズの先発防御率は4.12でナショナル・リーグ11位と低迷。ワシントン・ナショナルズからFAのブライス・ハーパー外野手やロサンゼルス・ドジャースからFAのマニー・マチャド内野手の獲得の噂もあるが、先発陣の補強も優先事項の1つとなっているだけに、イオバルディを獲得すれば先発陣が大きく充実することになるだろう。