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侍ジャパン、東京五輪金メダルへ視界良好 日米野球のMLB指揮官「可能性は十分ある」

2018/11/17

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 稲葉篤紀監督率いる日本代表「侍ジャパン」が、MLB選抜を通算5勝1敗で下した2018年の日米野球。米メディア『ESPN』は16日(日本時間17日)、日米野球で目立った侍ジャパンの若手選手の活躍を評価し、キューバ代表、ドミニカ共和国代表、米国代表らと優勝争いを繰り広げると予想している。
 
 9日から始まった日米野球で、侍ジャパンは初戦のサヨナラ勝ちに始まり、第4戦、第5戦の終盤の逆転劇など、スター揃いのMLB選抜チームに対し接戦を勝ち切る野球を見せた。
 
 投手陣では、第2戦で5回1失点の好投を見せた北海道日本ハムファイターズ・上沢直之投手、第4戦の「新旧エース対決」で5回1失点と堂々の投球を見せた広島東洋カープ・大瀬良大地投手、第6戦で4回2/3を無失点に抑えた中日ドラゴンズ・笠原祥太郎投手ら若手先発陣が躍動。また、日本の守護神として君臨した横浜DeNAベイスターズ・山﨑康晃投手が3試合に登板して3イニングを無失点、1勝2セーブを挙げるなど安定感のある投球を見せた。
 
 野手陣では、福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐外野手が初戦のサヨナラ2ラン本塁打に始まり、第2戦には4安打4打点を挙げるなど打線をけん引。また、全6試合で安打を放ったソフトバンク・上林誠知外野手、第6戦で決勝の3点タイムリー三塁打を放った埼玉西武ライオンズ・源田壮亮内野手らの若手も存在感を示した。
 
 『ESPN』では、今回の日米野球を通じて「日本代表が2020年の東京オリンピックで金メダルを獲得する可能性が十分ある」とした記事を発表。MLB選抜を率いたマイアミ・マーリンズのドン・マッティングリー監督は、「日本は各々の選手が役割を果たして勝つ野球をできる」とコメントしており、さらに「2020年の東京オリンピックでは、他の多くの国も良い野球を見せるだろうが、日本代表が優勝する可能性は大いにある」と語っている。
 
 また、MLB選抜の一員として来日したシアトル・マリナーズのミッチ・ハニガー外野手もインタビューに答え、東京オリンピックでもアメリカ代表として戦う意思があることを明らかにした。世界一を決める頂上決戦では今回以上の大物選手の参戦の可能性もありそうだ。
 
 オリンピックでは、正式種目として開催が始まった1992年のバルセロナ大会以来、キューバ代表が通算3度、米国代表と韓国代表が1度優勝を果たしている。自国開催となる2020年東京大会での金メダル獲得に向け、収獲十分の日米野球となった稲葉ジャパン。チーム一丸となって2年後の頂点を目指す。