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韓国人左腕・柳賢振がドジャース残留決定 今オフ唯一QOを受諾、1年約20億円

2018/11/13

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 ロサンゼルス・ドジャースからフリーエージェント(FA)となっていた韓国人左腕・柳賢振投手が12日(日本時間13日)、今オフメジャー全体でクオリファイング・オファー(QO)を提示された7選手の中で唯一受諾。来季のドジャース残留が決定となった。米公式サイト『MLB.com』が報じた。
 
 柳は、メジャー5年目となった今季15試合に登板し7勝3敗、防御率1.97をマーク。左鼠蹊部を痛め、6月に60日間の故障者リスト入りを経験したが、復帰した8月からは4勝してナショナル・リーグ西地区優勝に貢献。ポストシーズンでも4試合に投げ、チームを2年連続のワールドシリーズ進出に導いた。
 
 シーズン終了後に6年契約が切れたことでフリーエージェント(FA)となり、所属球団であったドジャースから優先的に来季の単年契約をオファーできる保障制度「クオリファイングオファー」を提示されていたが、規定額1790万ドル(約20億円)のこのオファーを受諾。これによりドジャース残留が決まり、来季の活躍次第でさらなる大型契約を狙うこととなった。
 
 来季は前田健太投手らとともに再び先発ローテーションを争うことになるが、チームの地区7連覇と31年ぶりのワールドシリーズ制覇へ向けてシーズンを通じての活躍が期待される。