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Rソックス、逆転勝ちで頂点へあと1勝 同点弾含む2安打4打点のピアース「素晴らしい夜」

2018/10/28

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あす第5戦はプライスVSカーショウ!

 ボストン・レッドソックスが27日(日本時間28日)、敵地ドジャー・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第4戦で、終盤に持ち味の攻撃力を発揮。逆転勝利を収め、シリーズ3勝1敗として世界一へ王手とした。
 
 前日に延長18回の末サヨナラ負けを喫したレッドソックスは6回、ドジャースの6番ヤシエル・プイーグ外野手の3ラン本塁打などでドジャースに4点を奪われたレッドソックス。しかし、直後の7回に代打のミッチ・モアランド内野手が3ラン本塁打を放つと、続く8回には3番スティーブ・ピアース内野手がドジャースのクローザーであるケンリー・ジャンセン投手から起死回生の同点ソロ本塁打を放ち試合を振り出しに戻す。
 
 そして9回、ラファエル・デバース内野手がタイムリー安打を放って1点を勝ち越し。なおも満塁のチャンスでピアースが7番手の前田健太投手から走者一掃のタイムリー三塁打を放って8-4と大きく突き放した。さらに1点を追加したレッドソックスは、クローザーのクレイグ・キンブレル投手が2ラン本塁打を浴びたものの9-6で逃げ切り勝利。シリーズ3勝1敗として、5年ぶりのワールドチャンピオンへあと1勝とした。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、8回に同点弾、そして9回に前田から3点タイムリー二塁打を放つ活躍を見せたピアースは試合後「素晴らしい夜だった。昨日(延長18回サヨナラ負け)の後にこのような良い勝利を収められて良かった。このチームの戦いが大好きだ」と喜びのコメント。
 
 一方、後が無くなったドジャースのジャンセンは「すでに終わったことだ。我々は明日のために準備しなければならない。もし明日チャンスがもらえるのであれば、チームの助けになるよう頑張りたい」と正念場となる第5戦へ向けて意気込みを語った。
 
 レッドソックスが一気に頂点に登りつめるか、それともドジャースが本拠地最後の試合で意地を見せ、ボストンへ夢を繋ぐのか。あすの注目の第5戦の予定先発は、レッドソックスがデビット・プライス投手、ドジャースがクレイトン・カーショウ投手となっている。