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前田健太、痛恨の暴投で今PS初失点 3点追う場面でリリーフ登板も1回0/3を2失点

2018/10/20

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が19日(日本時間20日)、敵地ミラー・パークでのナショナル・リーグ第6戦でリリーフ登板。しかし、ピンチで痛恨の暴投を犯し今ポストシーズン初失点を喫した。
 
 3勝2敗で2年連続のワールドシリーズ進出にあと1勝としているドジャースは、2-5と3点を追う7回、6番手として前田健太投手が登板。前田は、先頭のアギラに対してフルカウントからの11球目、94マイル(約151キロ)の速球を弾き返されライト線への二塁打とされてしまう。
 
 続くムスタカスを申告敬遠で歩かせ、無死一、二塁のピンチを背負ったが、代打のカーティス・グランダーソン外野手は3球カーブを続けカウント1-2と追い込み、最後は85.7マイル(約138キロ)のチェンジアップで空振り三振。そして、8番のオーランド・アルシア内野手は83.5マイル(約134キロ)のスライダーで投ゴロに打ち取って2死二、三塁とした。
 
 しかし、ここで代打ドミンゴ・サンタナ外野手を打席に迎えたところでスライダーを叩きつけてしまい暴投。三塁走者のアギラが生還して2-6と4点差に。サンタナをチェンジアップで空振り三振に仕留めイニングを投げ終えた前田は8回も続投したが、先頭の1番のロレンゾ・ケイン外野手にスライダーを左前安打とされ降板。その後、リッチ・ヒル投手がタイムリー安打を浴び、前田に2失点目が記録された。
 
 この日の前田は1回0/3、28球(ストライク19球)を投げて被安打2、与四球1(申告敬遠)、奪三振2、失点2の成績で、今ポストシーズン5試合目にして初の失点を記録した。