大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » Rソックス、5年ぶりWS進出決定! 先発プライスが6回零封、マルティネスとデバースの2発で快勝

Rソックス、5年ぶりWS進出決定! 先発プライスが6回零封、マルティネスとデバースの2発で快勝

2018/10/19

text By

photo

Getty Images



 ボストン・レッドソックスが18日(日本時間19日)、敵地ミニッツメイド・パークでヒューストン・アストロズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第5戦に4-1で勝利。シリーズ通算成績を4勝1敗とし、5年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出を決めた。
 
 レッドソックスは3回表1死走者なしで、3番・指名打者のJ.D.マルティネス外野手が左翼にソロ本塁打を放って先制。アストロズ先発ジャスティン・バーランダー投手の甘く入ったカーブを見逃さなかった。
 
 追加点がほしいレッドソックスは6回表、先頭のミッチ・モアランド内野手の二塁打、イアン・キンズラー内野手も右前安打で無死一、三塁のチャンスを迎えた。続くラファエル・デバース内野手がバーランダーの初球、98マイル(約158キロ)のストレートを捉え、左中間スタンドに3点本塁打を放った。レッドソックスはこの一発で4-0とリードを広げた。
 
 投げては、レッドソックス先発のデビッド・プライス投手が6回までアストロズ打線を無失点に抑える好投。93球を投げて被安打3、与四球0、奪三振9と圧巻の内容だった。
 
 7回に登板した2番手マット・バーンズ投手はソロ本塁打を浴びて1失点。2死からマウンドに上がったネイサン・イオバルディ投手が代打ジョシュ・レディック外野手を右飛に抑え、悪い流れを断ち切った。
 
 3点リードの9回裏は、ポストシーズン不調の守護神クレイグ・キンブレル投手が登板。先頭カルロス・コレア内野手、マーウィン・ゴンザレス外野手をいずれも三振に抑えるなど力投を見せた。最後はトニー・ケンプ外野手を左飛に打ち取り、4-1でレッドソックスが勝利した。
 
 レッドソックスは、2013年以来5年ぶり14回目のア・リーグ優勝を達成。23日(日本時間24日)からのワールドシリーズでは、ミルウォーキー・ブリュワーズ対ロサンゼルス・ドジャースの勝者と対戦する。