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ドジャース左腕カーショウ、ゴロの山築き地区S連勝に貢献 指揮官も絶賛「最高の投球」

2018/10/06

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Getty Images



 ロサンゼルス・ドジャースが5日(日本時間6日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われたアトランタ・ブレーブスとの地区シリーズ第2戦でース左腕のクレイトン・カーショウ投手の好投もあり快勝。連勝でシリーズ突破へ王手とした。
 
 ドジャースの先発のカーショウは、キャリア通算153勝を挙げ3度のサイ・ヤング賞を獲得しながら、ポストシーズンでは7勝7敗で防御率4.35と苦戦。未だワールドチャンピオンの経験がない。
 
 しかし、この日はエースとしての貫録を見せた。初回を無失点で立ち上がると、2点の援護をもらった2回以降は3イニング連続3者凡退と好投。速球、変化球を巧く駆使して打たせて取る投球が光り、球数を抑えながら試合終盤を迎えた。
 
 7回まで奪三振はわずか1つで、ゴロアウトは併殺も含めて実に13個。しかし、8回は一転して2三振を奪い、この日は8回85球(ストライク63球)を投げて被安打2、無四球、与死球1、奪三振3、無失点の成績でクローザーのケンリー・ジャンセン投手に9回のマウンドを託した。
 
 ジャンセンも9回を無失点に抑え、ドジャースは3-0で2試合連続完封勝利。連勝としてナショナル・リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手とした。
 
 米スポーツサイト『ESPN』によると、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はカーショウについて「私が見てきた中で最高の投球だった。彼は完全に試合をコントロールしていたね」と絶賛。一方、ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は「特定の選手を責めることはできない。ラインナップの全員が苦労していた」とわずか3安打に終わった選手たちを擁護しながらカーショウの投球に脱帽していた。
 
 これまでの鬱憤を晴らすかのような圧巻の投球を見せたカーショウ。自身悲願のワールドチャンピオンへ向けてこれからの投球に期待がかかる。また、チームは移動日を挟んで今度は敵地アトランタでの試合となるが、3連勝での突破を狙い先発マウンドにはウォーカー・ビューラー投手が立つ予定だ。

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