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前田健太、ド軍地区6連覇で歓喜「最高」 クローザーが2被弾…世界一へカギ握る存在に

2018/10/02

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が1日(日本時間2日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われた「タイブレーク」でのコロラド・ロッキーズ戦にリリーフ登板。2/3回を完璧に抑え、チームの6年連続地区優勝に貢献した。試合後には自身のインスタグラムを更新し、喜びを綴っている。
 
 162試合を戦い抜いて同率首位で並んだナショナル・リーグ西地区のドジャースとロッキーズ。地区優勝を懸けてMLB史上初となる「タイブレーク」1試合を行うこととなり、ドジャースは本拠地で運命の一戦を迎えた。
 
 ドジャースは4回にコディ・べリンジャー内野手の2ラン本塁打で先制すると、5回にもマックス・マンシー内野手の2ラン本塁打で4-0と試合を優位に進める。そして、5-0で迎えた8回1死一塁の場面で前田が4番手としてマウンド登った。
 
 前田は、2番のD.J.ラメイヒュー内野手を85.9マイル(約138キロ)のスライダーで三ゴロに打ち取ると、続くデビッド・ダール外野手は92.8マイル(約149キロ)の速球で空振り三振を奪い無失点。強打を誇るロッキーズの反撃の芽を摘んだ。
 
 ドジャースはリードを守り切って5-2で勝利し、6年連続17回目となる西地区優勝。試合後にはロッカールームで恒例のシャンパンファイトが行われ、前田は直後に自身のインスタグラムを更新。「プレイオフ進出が決まりました!シャンパンファイト!最高。お酒飲めないから身体が真っ赤になります。笑」と喜びを綴った。
 
 ドジャースは4日(同5日)から東地区優勝のアトランタ・ブレーブスと地区シリーズ(5回戦制)を行うが、この日9回に登板したクローザーのケンリー・ジャンセン投手が2本塁打を許しポストシーズンへ向けて不安を残すだけに、今季2セーブを挙げている前田の奮闘も、1988年以来30年ぶりの世界一へ向けた大きなカギになってくるだろう。

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