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Dバックス平野が75試目登板で1回完璧3セーブ目 パドレス牧田も2回無失点と好投

2018/09/30

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手とサンディエゴ・パドレスの牧田和久投手が29日(日本時間30日)、パドレスの本拠地ペトコ・パークでの試合でともにリリーフ登板。平野は1回無失点で今季3セーブ目を挙げ、牧田も2回無失点に抑える好救援を見せた。
 
 ダイヤモンドバックスは、2回にイルデマロ・バーガス内野手のタイムリー安打などで2点を先制。4回にもバーガスのメジャー初本塁打となる第1号2ラン本塁打で加点し4-0と試合を優位に運んだ。
 
 対するパドレスは、4回にマニュエル・マーゴ外野手の2点タイムリー三塁打とハビー・ゲラ内野手のタイムリー安打で3得点を挙げ1点差に詰め寄る。その後1点ずつを取り合って迎えた8回、パドレスは4番手として牧田が登板した。
 
 牧田は、先頭のソクラテス・ブリトー外野手を80.3マイル(約129キロ)の速球で中飛に打ち取ると、続くバーガスも速球で中直。アレックス・アビラ捕手にはフルカウントまで行ったが、最後は速球で空振り三振を奪って3者凡退とした。
 
 牧田は1点差に詰め寄った9回も引き続きマウンドに登り、先頭の代打クリス・オーウィングス内野手を速球で捕邪飛に打ち取る。ジョン・ジェイ外野手も76.4マイル(約123キロ)のシンカーで空振り三振に仕留め、続くエデュアルド・エスコバー内野手には二塁打を許したが、続くケテル・マーテイを速球で遊直に抑えて無失点で切り抜けた。
 
 一方、ダイヤモンドバックスは1点リードで迎えた9回に平野を5番手として起用。平野は、先頭の7番マニュエル・マーゴ外野手をカウント0-2から84.6マイル(約136キロ)のスプリットで空振り三振に仕留めると、続く代打のウィル・マイヤーズ外野手はカウント1-0からスプリットで三ゴロ。最後も代打のオースティン・ヘッジズ捕手をカウント1-1からスプリットで二飛に打ち取って3者凡退。試合をきっちり締め、チームは5-4で勝利を収めた。
 
 今季75試合目の登板となった平野は、この日1回8球(ストライク6球)を投げて無安打、無四球、無失点のパーフェクト。防御率を2.44として今季3セーブ目をマークした。そして、牧田もチームは敗れたが2回35球(ストライク24球)を投げて被安打1、無四球、奪三振2、無失点と好投。防御率を5.40とした。

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