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アストロズ・バーランダー、自身初の290奪三振達成! スネルとのCY賞争いさらに激化

2018/09/30

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 アメリカン・リーグ西地区を制したヒューストン・アストロズのジャスティン・バーランダー投手が29日(日本時間30日)、敵地でボルティモア・オリオールズとのダブルヘッダー第1試合に登板し、自身初となる290奪三振を達成した。
 
 この日バーランダーは初回、オリオールズ2番のジョナサン・ビアー内野手を空振り三振に仕留めると、6番のティム・ベッカム内野手まで4者連続空振り三振を記録。5回にジョーイ・リカード外野手から空振り三振を奪い、シーズン290奪三振の大台に乗せた。バーランダーに勝敗は付かなかったが、6回を投げ10奪三振で無失点。試合は4-3でアストロズが勝利している。
 
 今季のバーランダーは34試合に登板し16勝9敗、防御率2.52、290奪三振。奪三振は自身初の290の大台にのせ、2011年以来の2度目のサイ・ヤング賞受賞にも大きな期待がかかる。
 
 しかし、サイ・ヤング賞争いにはタンパベイ・レイズのブレイク・スネル投手が大きく立ちはだかる。スネルは今季31試合に登板し21勝5敗、防御率1.89、221奪三振の成績。勝利数、防御率でアメリカン・リーグトップの数字を記録し、バーランダーを大きく上回っている。
 
 今季頭角を現した25歳のスネルと35歳のベテランのバーランダー。新旧エースのどちらがサイ・ヤング賞を受賞するのか激しい議論を呼びそうだ。