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田中将大、5回途中5失点で降板 20イニング連続無失点も初回で途切れる

2018/09/21

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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が20日(日本時間21日)、本拠地でボストン・レッドソックス戦に先発登板。5回途中5失点で降板した。
 
この試合まで20イニング連続無失点と安定した投球を見せていた田中。この日はアメリカン・リーグ東地区で優勝争いを演じる宿敵・レッドソックスとの負けられない一戦で先発を託された。
 
だが、初回にレッドソックスの先頭ムーキー・ベッツ外野手にレフトへのあわや本塁打というホームランという当たりの二塁打を許す。続くアンドリュー・ベニンテンディ外野手の内野ゴロで1死二塁とすると、指名打者J.D.マルティネスに適時打が飛び出し、先制点を与えた。
 
20イニング連続無失点が途切れ、改めて集中したい場面だったが、2回表には連打で無死一、二塁のピンチ。ジャッキー・ブラッドリー外野手を一ゴロ、続くクリスチャン・バスケス捕手を三振に斬って2死。打席には再びベッツを迎えると、センターへの2点適時打とされた。
 
味方に2点の援護をもらい、2-3と1点のビハインドで迎えた3回。田中はマルティネス、サンダー・ボガーツ内野手を内野ゴロに打ち取り2死としたが、ブロック・ホルト内野手に痛恨の本塁打を献上し、踏ん張り切れず4失点目を喫した。
 
4回は変化球が低めに決まり、ブレイク・スワイハート内野手を一ゴロ、ブラッドリーを二ゴロ、バスケスを中飛に抑え、3者凡退で締めた。
 
ヤンキースはその裏の攻撃、ジャンカルロ・スタントン外野手のシーズン35号となる満塁本塁打が飛び出して逆転。流れを引き寄せたい5回のマウンドだったが、田中はこの日3度目の対決となるベッツに二塁打、ここまで抑えていたベニンテンディにもヒットを許すと、マルティネスの併殺崩れの間に5点目を奪われた。
 
田中はこの回1死も取れずに降板。4回0/3を投げ、被安打8、失点5(自責5)奪三振3だった。試合は7回表を終了、レッドソックスが2点をリードしている。