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ヤンキース主砲のジャッジ、2カ月ぶり先発復帰 無安打もチームはPO進出に前進

2018/09/19

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 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が18日(日本時間19日)、本拠地で行われたボストン・レッドソックス戦に「2番・ライト」で約2カ月ぶりに先発出場。試合はヤンキースが勝利し、プレーオフ進出に一歩前進した。
 
 ジャッジは初回1死の場面で復帰後初の打席に立ち右直。3回は1死一、二塁のチャンスで初球を叩くも遊併殺打。6回の第3打席は1死二塁の場面で右飛、8回先頭で回った第4打席も空三振に倒れた。この日は無安打に終わったが、チームは3-2で勝利しワイルドカードでのポストシーズン進出へまた一歩前進している。
 
 昨季52本塁打を放ち、アメリカン・リーグ新人王に輝いたジャッジ。今季もMLBオールスターゲームで本塁打を放つなど、故障者リスト(DL)入りするまで、打率.285、26本塁打、61打点、OPS.946の活躍を見せていた。しかし7月26日、「2番・指名打者(DH)」で先発出場したカンザスシティ・ロイヤルズ戦で右手首付近へ死球を受け、右手首骨折と診断され故障者リスト入りとなった。
 
 当初は3週間で復帰する見込みだったが、MRI検査の結果、実現は難しいとされていた。その後リハビリを重ね、9月14日(同15日)には、打撃練習で快音を響かせるほど回復。同日ジャッジは、途中ライトの守備に就き、戦線復帰を果たしたが打撃機会はなかった。
 
 しかし、この日ようやく先発ラインナップに名を連ねたジャッジの打棒がポストシーズンを見据えた終盤戦に復活すれば、ヤンキースにとってこれ以上ない補強となるだろう。