大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 「2016年は野獣だった」。MLBプレーオフを勝ち抜くために カギとなる12選手とは

「2016年は野獣だった」。MLBプレーオフを勝ち抜くために カギとなる12選手とは

2018/09/12

text By

photo

Getty Images



 米メディア『ESPN』は11日(日本時間12日)、プレーオフ進出の可能性があるチームの中から、ペナントレースを決める「伏兵」として12選手を紹介した。
 
 まずは、ナショナル・リーグ東地区首位を走るアトランタ・ブレーブスから、ヨハン・カマーゴ内野手だ。カマーゴは、6月以降55打点を挙げ、チームトップの成績を誇る。また本塁打も、5月20日以降に限ればチームで2番目と好調で、プレーオフでの活躍にも期待がかかる。
 
 続いては、ナショナル・リーグ西地区3位、ワイルドカード争いには4位につけているアリゾナ・ダイヤモンドバックスのデビッド・ペラルタ外野手だ。ペラルタは右投手に滅法強く、今季OPS.960(対左投手はOPS.673)を記録している。プレーオフでは、ヒューストン・アストロズのジャスティン・バーランダー投手やチャーリー・モートン投手ら、強力右腕を攻略することが求められる。
 
 最後は、ナショナル・リーグ中地区首位のシカゴ・カブスから、カイル・シュワーバー外野手に注目したい。確かにシュワーバーはここまでチーム2位の25本塁打を放っており、徐々に成績を落としていることから、相手チームから十分に警戒されていると言える。だが、2016年には、故障によりシーズンを4打席しか戦えなかったにもかかわらず、プレーオフで打率.412を記録した。ナショナル・リーグの関係者は「2016年の彼は野獣のようだった」と話す。2年前の再現となれば、プレーオフの主役はシュワーバーだ。
 
 他にもロサンゼルス・ドジャースのクリス・テイラー外野手ら9人が紹介された。