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田中、5回途中1失点で無念の降板 ヤンキースはサヨナラ負けで首位Rソックスに痛すぎる4連敗

2018/08/06

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が5日(日本時間6日)、敵地フェンウェイ・パークでのボストン・レッドソックス戦に先発登板したが、5回途中1失点で降板。チームも首位攻防4連戦で4連敗を喫した。
 
 ヤンキースはこの首位攻防4連戦ですでに3連敗。首位レッドソックスに8.5ゲーム差を付けられているが、田中で一矢を報いたいところだ。
 
 田中は初回、1死からアンドリュー・ベニンテンディ外野手に二塁打を浴びるも、後続を抑えて無失点の立ち上がり。2回以降も毎回走者を背負う展開ながら、速球をはじめスプリット、スライダー、カットボール、シンカーを駆使して無失点のイニングを重ねていった。
 
 しかし0-0で迎えた5回、1死から強打の1番ムーキー・ベッツ外野手との対戦で、カウント2-0からの3球目。真ん中付近に入った88.7マイル(約143キロ)の速球を捉えられると、打球はレフトのグリーンモンスターを越える第26号ソロ本塁打となった。
 
 先制点を許した田中は、2死後に3番の指名打者スティーブ・ピアース内野手を味方守備のエラーで出塁させ、ここで降板。これ以上の追加得点を許したくないヤンキースにとっては苦渋の決断となった。田中の後を受けたのはデビッド・ロバートソン投手で、ロバートソンは後続を三振に抑えて無失点で切り抜けている。
 
 田中はこの日4回2/3、97球(ストライク59球)を投げ被安打6、与四球1、奪三振9、失点1の成績で、防御率は3.76となった。
 
 それまで無得点だったヤンキースは7回、好投のレッドソックス先発のデビッド・プライス投手を攻め立て無死一、二塁のチャンスを作る。2番手のヒース・ヘンブリー投手も流れを止められず四球で満塁とすると、ここでアーロン・ヒックス外野手が放った打球をショートのザンダー・ボガーツ内野手が失策。走者2人が生還して2-1と逆転に成功。この時点で田中の負けが消えると、さらにジャンカルロ・スタントン外野手のタイムリー安打、グレイバー・トーレス内野手の犠飛で2点を追加した。
 
 一方のレッドソックスは1-4と3点を追う9回に反撃。ヤンキースのクローザー、アロルディス・チャップマン投手に対して、3つの四球を選んで2死ながら満塁のチャンスをもらうと、ここでJ.D.マルティネス外野手が2点タイムリー安打を放ち1点差に迫る。さらにボガーツの打席でミゲル・アンドゥーハー内野手が失策を犯し、一気に同点に追い付いた。
 
 試合は延長10回、レッドソックスがヤンキース6番手のジョナサン・ホルダー投手から2死一、二塁のチャンスを作ると、ここでベニンテンディが中前へサヨナラタイムリー安打を放って接戦に決着を付けた。
 
 勝ったレッドソックスは首位攻防4連戦で4連勝スイープとして、ヤンキースとの差を9.5ゲームに広げた。逆に敗れたヤンキースは田中を先発に立てても勝てず、地区優勝がさらに遠くなった。