大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » 大谷翔平、バット折りながら執念タイムリー! 今季13度目のマルチ安打

大谷翔平、バット折りながら執念タイムリー! 今季13度目のマルチ安打

2018/08/06

text By

photo

Getty Images



 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地プログレッシブ・フィールドでのクリーブランド・インディアンス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。第1打席に続いて第3打席ではタイムリー安打を放った。

 3試合連続で3番で先発起用された大谷は、相手先発の右腕シェーン・ビーバー投手と対戦し、初回の第1打席でカーブを捉えてセンター左への二塁打を記録。これで二塁打は今季自身14本目となった。

 しかし、エンゼルスは先発のデック・マグアイア投手がホセ・ラミレス内野手に先制3ラン本塁打を打たれ、序盤から苦しい展開を強いられる。

 その中で大谷は、4回の先頭打者として第2打席を迎えた。カウント2-1から真ん中に入った83.9マイル(約135キロ)のスライダーを捉えると、打球はライトへの大きな飛球となったが、ライトのメルキー・カブレラ外野手がこれをジャンプしながら好捕。あとひと伸び足りず本塁打とはならなかった。

 3点を追う5回、エンゼルスは1死一塁から1番のコール・カルフーン外野手がタイムリー三塁打を放ち1点を返す。なおも2死三塁のチャンスの場面で打席に立ったのは第3打席の大谷。大谷はカウント2-0からの3球目、低めの79.8マイル(約128キロ)のカーブをバットを折りながら弾き返すと、打球はレフト前へ落ちるタイムリー安打となった。大谷はこれで今季13度目の複数安打。エンゼルスはこの回2得点でその差を1点に縮めている。