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大谷翔平の大活躍を伝えるはずが…チームの本拠地を巡りMLBのインスタグラムが炎上

2018/08/04

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Getty Images



 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、敵地でのクリーブランド・インディアンス戦で5打数4安打2本塁打3打点と活躍。チームの勝利に貢献した。初の2本塁打を放った大谷に米MLB公式のインスタグラムアカウントも動画付きで投稿。しかし、その投稿が思いもよらぬ反響を呼んでいる。
 
 MLBの公式インスタグラムアカウントは大谷の画像と本塁打動画を投稿。その際に「ロサンゼルスがクリーブランドに対して行なった最悪のことではない」とキャプションを入れた。これは、先月にプロバスケットボールリーグのNBAでクリーブランド・キャバリアーズのスター選手であるレブロン・ジェームズがロサンゼルス・レイカーズに移籍したことを示唆したものだ。
 
 しかし、この投稿に多くのファンが「ロサンゼルス」を巡って反応。というのも、エンゼルスの本拠地はカリフォルニア州オレンジ郡にあるアナハイム市という街で、実際にはロサンゼルス市にもロサンゼルス郡の中にもないのだ。名前にロサンゼルスが付いているのはマーケティング的な観点が強く、実際に球団名をアナハイム・エンゼルスからロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムに変更の際には多くの地元ファンからの反発を受けたという。
 
 そのような事情もあり、MLBのインスタグラムの投稿を巡ってファンはコメント欄に殺到した。
 
「アナハイムはLAじゃない!同じ郡でもない」
「実際、LAは今日アストロズと試合をしているよ」
「エンゼルスがLA出身とは言わないでくれ」
「ドジャースがこの投稿の中にいないじゃないか」
「嘘をつくのはやめてくれ。彼らはアナハイムのチームだ」
「エンゼルスはいつでもアナハイムのチームだ」
「LAのチームはひとつだけ。それはドジャースだ」
 
 アナハイムのファンとロサンゼルスのファンの両方に集中砲火を受けている公式アカウント。地元への愛着が強い米国でやってはいけないミスをしてしまったようだ。