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大谷、今季3度目の「2番」で初HR 135.9m弾で繋がる打線に貢献「とても効率良い」

2018/07/26

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が25日(日本時間26日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場し、第3打席に第9号2ラン本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。
 
 今季3度目の2番に座った大谷は、同点で迎えた5回、コール・カルフーン外野手のタイムリー二塁打で3-2と勝ち越した直後、無死二塁のチャンスで第3打席を迎え、初球の甘く入った88.2マイル(約142キロ)の速球を完璧に捉えると、打球は大きな放物線を描いてライトスタンド中段に突き刺さる第9号2ラン本塁打となった。2番で先発出場した試合では初の本塁打。
 
 米分析システム『Statcast』によれば、この本塁打の打球速度(初速)は
110マイル(約177キロ)、打球角度33度、打球最高到達点125フィート(約38.1メートル)、飛距離446フィート(約135.9メートル)、滞空時間は6.1秒だった。
 
 22日(同23日以来)2試合ぶりの一発を放った大谷は、この日4打数1安打(1本塁打)2打点で打率は.278。打線が爆発したエンゼルスは11-3で大勝し、連敗を2でストップさせた。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、大谷は試合後のインタビューに通訳を介して答え、「あまり慣れていない2番という打順だったが、自分の周りの打者がみんなよく繋がった。とても効率良く得点できて良かった」と14安打11得点を挙げた打線を振り返った。エンゼルスのマイク・ソーシア監督も「見ていて楽しかったよ」と称賛している。
 
 エンゼルスの次戦は翌日の同カード。ホワイトソックスの先発ダイラン・コビー投手は右腕なだけに、大谷の2試合連続での先発出場が予想される。