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ヤンキース、リリーフ左腕ブリットン獲得を発表 トレードで若手3投手を放出

2018/07/25

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 ニューヨーク・ヤンキースは24日(日本時間25日)、ボルティモア・オリオールズからリリーフ左腕のザック・ブリットン投手を獲得したと発表した。ヤンキースは若手有望株の3選手を放出した。
 
 2011年に先発投手としてメジャーデビューしたブリットンはだが、目立った結果を残せず、2015年にリリーフへ転向した。転向後は150キロ代後半の超高速シンカーを武器に才能を開花させた。2016年は69試合に登板し防御率0.54、47セーブ。セーブ率100%達成と驚異的な成績を残した。17年以降は故障による離脱を繰り返したが、今季途中から復帰。16試合に登板し、1勝0敗、防御率3.45、13奪三振、4セーブの成績となっている。
 
 アメリカン・リーグ東地区2位を走るヤンキース。中継ぎ陣は安定感があるが、21日(日本時間22日)の試合で守護神アロルディス・チャップマン投手が3失点と炎上。故障の可能性もあり、トレードでリリーフ投手を補充した。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、ブリットンは「勝ち進んでいるチームに移籍できてとても興奮している。チームに貢献したい」と前向きに語っている。
 
 ヤンキースはブリットン獲得のため、ディロン・タテ、コディ・キャロル、ジョシュ・ロジャースの3投手を放出した。現在、ア・リーグ東地区最下位のオリオールズは、今季もはや上位浮上は厳しい状況で、若手有望株を集め来年以降のチーム再建を目指している。今回のトレードは、オリオールズにとってもプラスに働くと言えるだろう。