大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » MLB前半戦、個人成績 アは最高勝率のRソックス勢強し、ナは新鋭&若手が飛躍<打撃編>

MLB前半戦、個人成績 アは最高勝率のRソックス勢強し、ナは新鋭&若手が飛躍<打撃編>

2018/07/17

text By

photo

Getty Images



 メジャーリーグは、15日(日本時間16日)にシーズン前半の日程が終了。アメリカン・リーグでは、ボストン・レッドソックスが勝率.694をマークし圧倒的な力を見せつけ、一方のナショナル・リーグでは、昨季リーグ優勝のロサンゼルス・ドジャースが故障者続出で序盤に躓いたものの、その故障者たちが復帰後は徐々に本来の力を発揮し、前半最終戦で西地区単独首位に躍り出た。
 
 そして個人成績を見てみると、ア・リーグの打撃成績では、今季からレッドソックスに加入したJ.D.マルティネス外野手が29本塁打、80打点でともにメジャートップの数字を残す活躍ぶり。本塁打については、クリーブランド・インディアンスの6年目、25歳のホセ・ラミレス内野手もマルティネスと並ぶ29本を放っており、ハイレベルな争いを繰り広げている。
 
 また、ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手も打率と本塁打でリーグトップ10に入り、キャリアハイのシーズンになるか期待がかかる。
 
 ナ・リーグでは、新鋭や若手の台頭が目立った。打率ではシンシナティ・レッズ移籍2年目の27歳、スクーター・ジェネット内野手が.326でリーグトップ。しかし、34歳のベテラン、アトランタ・ブレーブスのニック・マーケイキス外野手も.323と僅差で追っており、今後も首位打者争いに注目が集まる。
 
 そして、本塁打ではホームランダービーにも出場したミルウォーキー・ブリュワーズの28歳、メジャー5年目のヘスス・アギラ内野手が24本トップ。ブリュワーズに移籍した昨季に自身初本塁打を放ち、今季はその打棒が本格開花している。また、得点トップのアトランタ・ブレーブスのルーキー、オジー・アルビーズ内野手にも目が離せない。
 
 打率、本塁打、打点の他、盗塁や得点、出塁率、長打率、安打数の個人上位成績は次の通り。(現地時間15日現在)
 
<ア・リーグ>
 
【打率】
1位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス).359
2位 ホセ・アルトゥーベ(アストロズ).332
3位 J.D.マルティネス(レッドソックス).328
4位 ジーン・セグーラ(マリナーズ).323
5位 マット・ダフィー(レイズ).317
 
【本塁打】
1位 J.D.マルティネス(レッドソックス)29
1位 ホセ・ラミレス(インディアンス)29
3位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)25
3位 フランシスコ・リンドーア(インディアンス)25
3位 マイク・トラウト(エンゼルス)25
 
【打点】
1位 J.D.マルティネス(レッドソックス)80
2位 ホセ・ラミレス(インディアンス)70
3位 ミッチ・ハニガー(マリナーズ)67
4位 エドウィン・エンカルナシオン(インディアンス)65
4位 マニー・マチャド(オリオールズ)65
 
【盗塁】
1位 ディー・ゴードン(マリナーズ)22
2位 ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)21
3位 ホセ・ラミレス(インディアンス)20
4位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)18
5位 アンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)17
5位 ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ)17
 
【得点】
1位 フランシスコ・リンドーア(インディアンス)85
2位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス)79
3位 J.D.マルティネス(レッドソックス)72
4位 マイク・トラウト(エンゼルス)71
5位 アンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)68
 
【出塁率】
1位 マイク・トラウト(エンゼルス).454
2位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス).448
3位 秋信守(レンジャーズ).405
4位 ホセ・ラミレス(インディアンス).401
5位 ホセ・アルトゥーベ(アストロズ).394
 
【長打率】
1位 ムーキー・ベッツ(レッドソックス).691
2位 J.D.マルティネス(レッドソックス).644
3位 ホセ・ラミレス(インディアンス).628
4位 マイク・トラウト(エンゼルス).606
5位 マニー・マチャド(オリオールズ).575
 
【安打数】
1位 ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)129
2位 ジーン・セグーラ(マリナーズ)120
3位 エディ・ロザリオ(ツインズ)117
4位 J.D.マルティネス(レッドソックス)116
5位 ニコラス・カステヤノス(タイガース)115
 
<ナ・リーグ>
 
【打率】
1位 スクーター・ジェネット(レッズ).326
2位 ニック・マーケイキス(ブレーブス).323
3位 アルバート・アロマーJr.(カブス).319
4位 フレディ・フリーマン(ブレーブス).315
5位 エウヘニオ・スアレス(レッズ).312
 
【本塁打】
1位 ヘスス・アギラ(ブリュワーズ)24
2位 ノーラン・アレナド(ロッキーズ)23 
2位 ブライス・ハーパー(ナショナルズ)23
4位 マックス・マンシー(ドジャース)22
5位 ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)21 
 
【打点】
1位 ハビア・バイエズ(カブス)72
2位 エウヘニオ・スアレス(レッズ)71
3位 ヘスス・アギラ(ブリュワーズ)70
4位 ノーラン・アレナド(ロッキーズ)68
4位 トレバー・ストーリー(ロッキーズ)68
 
【盗塁】
1位 スターリング・マーテイ(パイレーツ)25
2位 マイケル・テイラー(ナショナルズ)24
3位 エンダー・インシアーテ(ブレーブス)23
4位 ビリー・ハミルトン(レッズ)22 
4位 トレイ・ターナー(ナショナルズ)22 
 
【得点】
1位 オジー・アルビーズ(ブレーブス)74
2位 チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)73
3位 ノーラン・アレナド(ロッキーズ)63
3位 セザー・ヘルナンデス(フィリーズ)63
5位 ハビア・バイエズ(カブス)61
 
【出塁率】
1位 ジョーイ・ボットー(レッズ).422
2位 フレディ・フリーマン(ブレーブス).405
3位 ジェシー・ウィンカー(レッズ).404
4位 エウヘニオ・スアレス(レッズ).399
5位 ノーラン・アレナド(ロッキーズ).395
 
【長打率】
1位 ヘスス・アギラ(ブリュワーズ).621
2位 ノーラン・アレナド(ロッキーズ).586
3位 エウヘニオ・スアレス(レッズ).574
4位 ハビア・バイエズ(カブス).566
5位 トレバー・ストーリー(ロッキーズ).577
 
【安打数】
1位 ニック・マーケイキス(ブレーブス)120
2位 スクーター・ジェネット(レッズ)115
3位 オジー・アルビーズ(ブレーブス)114
3位 フレディ・フリーマン(ブレーブス)114
5位 スターリン・カストロ(マーリンズ)112